「デッドライン仕事術」吉越 浩一郎、祥伝社

デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)

【私の評価】★★★★★(90点)


■女性のランジェリー、天使のブラ・・・といえば、
 トリンプです。

 このトリンプを社長として19年連続増収・増益に導いたのが、
 著者の吉越 浩一郎さんです。


■成果が出ているのですから、
 そこには理由があるはずです。

 その秘密こそ、「デッドライン仕事術」です。
 つまり、仕事の締切日を決めるということです。

 ・すべての仕事に「○月○日」という締切日を入れる・・・
  すべての仕事は「何を、誰が、いつまでに」を明確にする(p58)


■さらに、仕事に期限を決めるだけでなく、
 残業をしないという方針が加わります。
 なんと、定時を過ぎると会社の電気が消えていくというのです。

 でも、そのように会社から強制されると、
 その時間の中で頑張って、それなりの結果を出すのが人間のようです。

 ・「仕事量が多いから残業せざるを得ない」のではなく、
  「残業すればいい」「休日出勤すればなんとかなる」と思っているから、
  就業時間内に仕事が終わらないのだと思う。(p4)


■このメルマガも、一日一冊という締め切りがあるからこそ、
 一日一冊読んでメルマガを発行できているのでしょう。

 「デッドライン仕事術」は本質を突いた仕事術であり、
 わかっているけれども、それがなかなかできないんだよな~、
 という内容の一冊ということで、★5つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・残業さえなくなれば、
  仕事を続ける女性の数は何倍にも増えるだろう。(p22)


 ・「この店は、やるの?やらないの?」
  「うーん、ちょっと迷っているんです」
  「だったら、やっちまえ!」・・・
  直営店が成功するかどうかは、やってみなければわからないことだ。
  (p93)


 ・人間は怠け者なので、自分を追い詰めて早く目標を達成しようと
  するなら、やっぱり有言実行が一番だ。(p138)


 ・デッドラインを決めたということは、「それまでに終わらせろ」
  と指示しただけでなく、「それまではおまえに任せた」と
  告げているのと同じことだ。(p169)


▼引用は、この本からです。

デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)
吉越 浩一郎
祥伝社
売り上げランキング: 1216
おすすめ度の平均: 4.0
5 シンプルを積み重ね、複雑なものを噛み砕く
1 おすすめしません。
5 一抹の不安
5 デキる社員とは
4 個々人のスキルアップと、社会の意識変革

【私の評価】★★★★★(90点)


■著者紹介・・・吉越 浩一郎(よしこし こういちろう)

 1947年生まれ。極東ドイツ農産物振興会、
 メリタジャパン、メリタカフェを経て、
 83年にトリンプ・インターナショナル(香港)入社。
 87年にトリンプ・インタナショナル・ジャパンの副社長。
 92年に代表取締役社長に就任。
 トリンプを19年連続増収・増益に導き、2006年退任。
 現在は、経営コンサルティングを行っている。

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■関連書評■
a. 「革命社長」吉越 浩一郎、日本実業出版社
【私の評価】★★★★☆

b. 「早朝会議革命」大久保隆弘,日経BP出版センター
【私の評価】★★★★☆


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このページは、本のソムリエが2008年4月 4日 19:51に書いたブログ記事です。

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