■ホンダとソニーに勤めた後、独立した著者の
学んだことがまとめられています。
■著者が学んだのは、仕事の基本です。
ホンダでは、現地・現物であり、
仕事への真剣さを学んだようです。
・ホンダには「現場・現物・現実主義」という考え方があります。(p107)
・私は上司が部下を叱れない一番の理由は、上司自身が仕事に対して
本気でないからではないかと思います。・・・本田氏のように激しく
怒り狂うのは、むしろ当然のような気がします。(p168)
■また、ソニーでは、海外駐在の経験から、
国際的な広い視野を学びました。
日本の価値観と、外国の人の価値観の違いから、
日本の価値観が絶対ではないことを学びます。
・転勤できることは幸せなこと・・・中小企業には転勤がほとんどないのが
現実です。・・・同じ仕事を何年も続けていれば誰だって飽きてきます。
また、一つの仕事しか知らなければ視野も狭くなってしまいます。(p80)
■会社との付き合い方、職場での同僚との付き合い方など、
学ぶべきところが多いと思いました。
サラリーマンの方のお勧めします。★3つとします。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・経営に関する書籍代だけで独立前に100万円以上は使ったと思います。
いまでは、新しい本がないか三日とあけずに本屋にいきます。
・・・図書費だけでも毎月10万円はくだりません。(p71)
・盛田昭夫氏は、「日本企業の繁栄と活力の源は、一言でいえば競争であり、
国内競争の厳しさが国際競争力をつける」と考えていました。(p98)
・自動車のエンジンを空冷にするか水冷にするか・・・副社長の藤沢武夫氏が、
「社長をとるのか、技術者をとるのか。もし社長をとるのだったとすれば
若い人の話を聞いてやったらどうなんだ」と仲裁に入っています。
結局、本田氏が藤沢氏の思いを理解し、自説である空冷エンジンを断念(p164)
・組織の不満を選ぶか組織外の不安を選ぶか・・・サラリーマンで
いるということは、どちらかといえば不満を選択することです。
・・・独立して仕事をしていると、明日どうなるか
わからないのです。(p194)
▼引用は、この本からです。
かんき出版 (2003/10)
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
■著者紹介・・・堀之内 克彦(ほりのうち かつひこ)
1956年生まれ。大学卒業後、本田技研工業(株)、ソニー(株)
に勤務。人事・労務、マーケティング、経営企画、生産管理を歴任。
91年、堀之内経営労務研究所ならびに人事コンサルタント会社
(株)エムケーパーソナルセンターを設立。
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■関連書評■
a. 「私の手が語る」本田宗一郎
【私の評価】★★★★☆
b. 「経営に終わりはない」藤沢武夫、文藝春秋
【私の評価】★★★☆☆
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