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「3つに分けて人生がうまくいくイギリスの習慣」井形 慶子

2008/03/25公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(75点)


要約と感想レビュー

■日本にも「ハレ、ケ」という考え方がありますが、
 イギリス人は、さらにメリハリを
 つけているようです。まず、服装です。


 日本人もその場面に合わせて服を選びますが、
 イギリス人の夜の服は特に派手で、
 カッコイイのです。


・夜の予定がある人は行員から会社役員まで皆、いったん家にもどり、自宅やレストランで繰り広げられるパーティーやディナーのため、シャワーを浴びて夜用の服に着替えるのです(p50)


■季節は日本の4つではなく、
 3つに分けます。


 1~4月が「変化の時」
 5~9月が「ホリデーシーズン」
 10~12月が「パーティーシーズン」です。


 5~9月は天候がよいのですので、
 楽しめる季節なんですね。


・1月から4月は転職して新しい仕事に就いたり、スポーツを始めるなど・・・「変化の時」・・・5月から9月までは「ホリデーシーズン」・・・夜を中心に生活を謳歌します。・・・10月から12月までが、「パーティーシーズン」。


■個人的には、社員を自宅に呼ぶ習慣のところが
 興味を引きました。


 家内の協力があれば、
 私もやってみたいものです。


・イギリスの人々が自宅でのビジネスディナーで人をもてなすのは、たとえば会社の上司が社内で頭角を現してきた社員に昇格を告げる場合です。(p105)


■「イギリスから学ぶイギリス人の知恵」
 といった趣の一冊でした。


 イギリス経験の豊富な著者だからこその
 一冊ということで★3つとしました。


この本で私が共感した名言

・私は講演など大勢の前に立つときは、ほとんど黒いスーツを選びます。・・・私にとってのこの勝負服(p48)


・イギリスの人々は独身、既婚を問わず、自分がたったひとりになれるパーソナルスペースと呼ばれる空間を持っています。・・・手入れをする庭、腰かけてただ風に吹かれて時を過ごす公園のベンチ(p66)


・スランプに陥ると、イギリス人の大学教授が語った「人の真の力は、物事がうまくいっている時ではなく、失敗したり挫折した時、どう対応するかで決まるんだ」という言葉を思い出します。(p73)


・世界各国に散らばる取引先の担当者が訪英するたび、一晩は必ず自宅ディナーに招待すると言っていました。・・・歓談しながらも鋭い観察眼でチェックし、この人が契約するにふさわしい相手かどうかを判断するのです。(p108)


・私も冒頭で紹介した雑誌編集長のように、社外に何人かの相談相手を用意して、原稿を書く時にも「セカンドオピニオン」を役立てています。・・・「2番目の考えが最善である」ということわざまであります。(p118)


▼引用は、この本からです。


【私の評価】★★★☆☆(75点)



著者経歴

井形 慶子(いがた けいこ)・・・大学在学中から出版社でインテリア雑誌の編集に携わる。60カ国で流通する外国人向け情報誌「HIRAGANA TIMES」を創刊。28歳で出版社を立ち上げ、情報誌「ミスター・パートナー」を創刊。渡英経験は70回を超える。著書多数。


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