■日本にも「ハレ、ケ」という考え方がありますが、
イギリス人は、さらにメリハリをつけているようです。
■まず、服装です。
日本人もその場面に合わせて服を選びますが、
イギリス人の夜の服は特に派手で、カッコイイのです。
・夜の予定がある人は行員から会社役員まで皆、いったん家に
もどり、自宅やレストランで繰り広げられるパーティーや
ディナーのため、シャワーを浴びて夜用の服に着替えるのです。(p50)
■季節は日本の4つではなく、3つに分けます。
1~4月が「変化の時」
5~9月が「ホリデーシーズン」
10~12月が「パーティーシーズン」です。
5~9月は天候がよいのですので、
楽しめる季節なんですね。
・1月から4月は転職して新しい仕事に就いたり、スポーツを始める
など・・・「変化の時」・・・5月から9月までは「ホリデーシーズン」。
・・・夜を中心に生活を謳歌します。・・・10月から12月までが、
「パーティーシーズン」。
■個人的には、社員を自宅に呼ぶ習慣のところが
興味を引きました。
家内の協力があれば、私もやってみたいものです。
・イギリスの人々が自宅でのビジネスディナーで人をもてなすのは、
たとえば会社の上司が社内で頭角を現してきた社員に昇格を
告げる場合です。(p105)
■「イギリスから学ぶイギリス人の知恵」といった
趣の一冊でした。
イギリス経験の豊富な著者だからこその
一冊ということで★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私は講演など大勢の前に立つときは、ほとんど黒いスーツを
選びます。・・・私にとってのこの勝負服(p48)
・イギリスの人々は独身、既婚を問わず、自分がたったひとりになれる
パーソナルスペースと呼ばれる空間を持っています。・・・手入れをする
庭、腰かけてただ風に吹かれて時を過ごす公園のベンチ(p66)
・スランプに陥ると、イギリス人の大学教授が語った「人の真の力は、
物事がうまくいっている時ではなく、失敗したり挫折した時、
どう対応するかで決まるんだ」という言葉を思い出します。(p73)
・世界各国に散らばる取引先の担当者が訪英するたび、一晩は必ず
自宅ディナーに招待すると言っていました。・・・歓談しながらも
鋭い観察眼でチェックし、この人が契約するにふさわしい相手かどうかを
判断するのです。(p108)
・私も冒頭で紹介した雑誌編集長のように、社外に何人かの
相談相手を用意して、原稿を書く時にも「セカンドオピニオン」を
役立てています。・・・「2番目の考えが最善である」という
ことわざまであります。(p118)
▼引用は、この本からです。
新潮社 (2007/10)
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なるほど3つにね
井形さんの本はいつも示唆に富んでいます
目からうろこが落ちた【私の評価】★★★☆☆(75点)
■著者紹介・・・井形 慶子(いがた けいこ)
大学在学中から出版社でインテリア雑誌の編集に携わる。
60カ国で流通する外国人向け情報誌「HIRAGANA TIMES」を創刊。
28歳で出版社を立ち上げ、情報誌「ミスター・パートナー」を創刊。
渡英経験は70回を超える。著書多数。
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■関連書評■
a. 「鷲の人、龍の人、桜の人 米中日のビジネス行動原理」キャメル・ヤマモト
【私の評価】★★★★★
b. 「ユダヤ5000年の教え」ラビ・マービン・トケイヤー、実業之日本社
【私の評価】★★★★★
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