「3つに分けて人生がうまくいくイギリスの習慣」井形 慶子、新潮社

3つに分けて人生がうまくいくイギリスの習慣 (新潮文庫 い 74-4)
【私の評価】★★★☆☆(75点)


■日本にも「ハレ、ケ」という考え方がありますが、
 イギリス人は、さらにメリハリをつけているようです。


■まず、服装です。
 日本人もその場面に合わせて服を選びますが、
 イギリス人の夜の服は特に派手で、カッコイイのです。

 ・夜の予定がある人は行員から会社役員まで皆、いったん家に
  もどり、自宅やレストランで繰り広げられるパーティーや
  ディナーのため、シャワーを浴びて夜用の服に着替えるのです。(p50)


■季節は日本の4つではなく、3つに分けます。

 1~4月が「変化の時」
 5~9月が「ホリデーシーズン」
 10~12月が「パーティーシーズン」です。

 5~9月は天候がよいのですので、
 楽しめる季節なんですね。

 ・1月から4月は転職して新しい仕事に就いたり、スポーツを始める
  など・・・「変化の時」・・・5月から9月までは「ホリデーシーズン」。
  ・・・夜を中心に生活を謳歌します。・・・10月から12月までが、
  「パーティーシーズン」。


■個人的には、社員を自宅に呼ぶ習慣のところが
 興味を引きました。
 家内の協力があれば、私もやってみたいものです。

 ・イギリスの人々が自宅でのビジネスディナーで人をもてなすのは、
  たとえば会社の上司が社内で頭角を現してきた社員に昇格を
  告げる場合です。(p105)


■「イギリスから学ぶイギリス人の知恵」といった
 趣の一冊でした。

 イギリス経験の豊富な著者だからこその
 一冊ということで★3つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私は講演など大勢の前に立つときは、ほとんど黒いスーツを
  選びます。・・・私にとってのこの勝負服(p48)


 ・イギリスの人々は独身、既婚を問わず、自分がたったひとりになれる
  パーソナルスペースと呼ばれる空間を持っています。・・・手入れをする
  庭、腰かけてただ風に吹かれて時を過ごす公園のベンチ(p66)


 ・スランプに陥ると、イギリス人の大学教授が語った「人の真の力は、
  物事がうまくいっている時ではなく、失敗したり挫折した時、
  どう対応するかで決まるんだ」という言葉を思い出します。(p73)


 ・世界各国に散らばる取引先の担当者が訪英するたび、一晩は必ず
  自宅ディナーに招待すると言っていました。・・・歓談しながらも
  鋭い観察眼でチェックし、この人が契約するにふさわしい相手かどうかを
  判断するのです。(p108)


 ・私も冒頭で紹介した雑誌編集長のように、社外に何人かの
  相談相手を用意して、原稿を書く時にも「セカンドオピニオン」を
  役立てています。・・・「2番目の考えが最善である」という
  ことわざまであります。(p118)


▼引用は、この本からです。

3つに分けて人生がうまくいくイギリスの習慣 (新潮文庫 い 74-4)
井形 慶子
新潮社 (2007/10)
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おすすめ度の平均: 4.5
4 なるほど3つにね
5 井形さんの本はいつも示唆に富んでいます
5 目からうろこが落ちた

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■著者紹介・・・井形 慶子(いがた けいこ)

 大学在学中から出版社でインテリア雑誌の編集に携わる。
 60カ国で流通する外国人向け情報誌「HIRAGANA TIMES」を創刊。
 28歳で出版社を立ち上げ、情報誌「ミスター・パートナー」を創刊。
 渡英経験は70回を超える。著書多数。

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