■地味な一冊ですが、
最初に( 成功 )の定義が出てくるところが、
ただものではない感じを予感させます。
やはり、( 成功 )の定義としては、
自分の使命を自覚し、自分を活用していくことでしょう。
・成功とは、
1 自分の人生の目的を知り、
2 潜在能力を最大限に発揮するために成長し、
3 人のためになるような種をまくこと。(p25)
■自分の使命を達成するためには、
自分の成長が欠かせません。
成長する方法としては、やはり
本との出会い、人との出会いでしょう。
・今の自分と五年後の自分の違いは、
その間に読む本とつき合う相手によって決まる。(p86)
■人が成長してくると、まわりの人は、
親切に邪魔しようとします。
特に、あなたの能力がずばぬけてすごい場合には、
普通の人からは徹底して否定されるでしょう。
(あなたの能力が、ずばぬけて低いケースもありますが)
・『そういうやり方は良くない』・・『君は突拍子もないことをする』と
言う人たちの言葉に耳を貸してはいけない。ミケランジェロがシスティナ
礼拝堂の(天井ではなく)床に絵を描いていたなら、きっととうの昔に
盗難に遭っていたことだろう(劇作家ニール・サイモン)(p89)
■自分の成長段階の次は、人を育てる段階に入ります。
自分が成長するだけでは、自分だけで終わってしまいますので、
その学んだことを伝承していく必要があるのです。
この人を育てるという壁を突破した人が、
( 偉大 )と言われることになるのでしょう。
・相手との人間関係も築かないうちに指導を始めようとするのは、
よくある間違いである。・・・お互いに夢を語り合い、これまで
どのような旅をしてきたかを聞く。動機は何か、どういう長所や
欠点があるか、どういう性格かを知る。(p215)
■引用の多い本でしたが、ポイントを押さえている
良書だと思います。★3つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私自身は「自分が充実感を味わっているか」が、
成功、不成功を分ける大きな尺度だと思っている。
(齋藤 孝)(p12)
・この世で偉大とされることは、われわれがどこにいるかではなく、
むしろどの方向に向かっているかということに関係している。
(医師、詩人オリバー・ウェンデル・ホームズ)(p48)
・子供の頃、父は私に読書の習慣をつけさせた。毎日、父が選んでくれた
本を三十分間読むように言われた。はじめて運転免許を取った時は、・・
「いいか、出かける時は必ず本を持っていけ。車が渋滞につかまったら、
本を読んで自分を磨け(p124)
・一つのテーマについて一日に一時間ずつ時間を使い、
それを五年間続ければ、その人はその分野のエキスーパートに
なれるだろう」という言葉に基づいたものだ。(p135)
・自分にできないことにかまけて、できることをおろそかにするな
(元UCLAバスケットボールチームの監督ジョン・ウッデン)(p158)
・ここで一つ秘密を打ち明けよう。これを知っていれば、
必ず人をうまく導くことができる。それは、
「決して一人で仕事をしない」ことだ。(p217)
▼引用は、この本からです。
三笠書房 (2005/08)
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全ての心配性の方へ。
齋藤さんの訳と解説だから
成功への道のりをどう歩むべきかを解説【私の評価】★★★☆☆(73点)
■著者紹介・・・ジョン・マックスウェル
アメリカのリーダーシップ論の権威。
能力開発会社「インジョイ・グループ」創設者。
─────────────────
■関連書評■
a. 「強運の法則」西田 文郎、日本経営合理化協会
【私の評価】★★★★★
b. 「夢をかなえるゾウ」水野 敬也、飛鳥新社
【私の評価】★★★★★
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