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「「できる人」の時間の使い方~なぜか、「時間と心に余裕のある人」の技術と習慣~」箱田 忠昭

2008/01/14公開 更新
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「できる人」の時間の使い方~なぜか、「時間と心に余裕のある人」の技術と習慣~


【私の評価】★★★★★(92点)


要約と感想レビュー

 時間の使い方という本ですが、半分は人生設計の内容となっています。なぜなら時間とは、人生そのものだからです。貴重な人生を大切にするということは、時間を大切にすることからはじまるのです。


 そして人は、いずれ死にます。お金持ちも貧乏な人も、同じように1日は24時間しかありません。その限られた時間をいかにつかうかで、その人生の価値が変わるのでしょう。


・人生とは、「生まれてから死ぬまで」をいいます。しかし、今あなたが三五歳だとしたら、三五年間の人生はもう終わったのです。(p2)


 「できる人」は、いきあたりばったりの単なるスケジュール管理はしません。自分の人生について、各分野の目標を設定し、その目標をベースに、日々の予定を作っていくのです。


 著者の場合は、人生の目標を10個の分野別に設定し、その目標を達成するために何をすればよいのか考えます。著者からのヒントは7割は仕事関係とし、3割は仕事以外にするとバランスがよいようです。


目標分野を「10」に分けて、上手に目標管理をしていくのです。今までの研修を行なってきた体験上、10のうち「七つ」は仕事の分野に、残り「三つ」を、その他の仕事以外の目標にするのがよいでしょう。(p92)


 著者は、若い頃に、自分の目標を書き出しました。そして、実行計画を立て、それらの目標は、90%は達成されたのです。私は、この本の内容に嘘はないと思いました。なぜなら、私も同じ道を歩いているからです。目標設定から、計画立案、仕事のコツ、手帳の使い方まで充実した内容でしたので、★5つとしました。


この本で私が共感した名言

・私はアメリカで、クラウド・M・ブリストルの『信念の魔術』を読み、そこには信念はTNT(ダイナマイト)以上のパワーを発揮するとあり、私は信じ、実行しようとしたのです。(p72)


・実践がなかったなら、どんなに高尚な理論や理屈も意味はありません。・・・私の禅の師匠、菅原義道老師は、「修行とは、よいと思うことを一生懸命繰り返し行なうこと」と説きました。(p22)


・大きな目標は分断せよ(p150)


▼引用は、この本からです。


【私の評価】★★★★★(92点)


目次

プロローグ 時間の使い方を変えれば、人生は絶対にうまくいく!
第1章 まずは考え方を変えよう!
第2章 「願望」と「目標」は全然違う!「できる人」の目標管理術
第3章 行くべき方向を間違えないようにする!「できる人」のプロセス管理術
第4章 成功者だけが知っている!「できる人」の時間管理術
第5章 トップ3%はどのように仕事をこなすのか?「できる人」の仕事術
第6章 スケジュール確認だけでは意味がない!「できる人」の手帳術&メール術



著者経歴

 箱田 忠昭(はこだ ただあき)・・・インサイトラーニング代表。1942年生れ。大学卒業後、ミネソタ大学大学院修了。日本コカコーラ広告部マネジャー、エスティ・ローダーのマーケティング部長、パルファン・イヴ・サンローラン日本支社長を歴任。デール・カーネギー・コースの公認インストラクターを勤める。 1983年インサイト ラーニング株式会社を設立。現在代表取締役。


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