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「パーキンソンのビジネス金言集129―この中に"自分にいちばん役立つ方法"が必ずある!」C.N.パーキンソン、M.K.ルストムジ

2007/11/18公開 更新
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パーキンソンのビジネス金言集129―この中に


【私の評価】★★★★★(91点)


要約と感想レビュー

一つの意思決定もおろそかにするな・・・意思決定は基本方針と見なされ、その意思決定は他のすべての同じような状況に適用されていく可能性があることを、常に銘記しておかなくてはならない。


 トイレで、昔読んだ「ビジネス金言集」を再読してみました。読み直してみると、地味な本ながら、本質を突いた素晴らしい助言がならんでいます。


 上記の名言では、トップ(上司)の判断の大切さを指摘しています。


 部下は上司の言動を常に気にしていますので、一つひとつの判断が、部下にとっては前例となって、その後の判断の基準となってしまうので、その時その時で、トップの判断に矛盾があると、部下は混乱します。この人はどんな判断基準を持っているんだ? ということです。


 組織のトップの言動、判断は、部下から見ると、絶対的な前例となって組織の判断基準として使われていくということを理解して、より正しい判断をしなくてはならないということです。


 10年前の本ですが、組織のリーダーへの本質を突いた助言がいっぱい詰まっています。今、管理職の人、または管理職以上を目指す人にお勧めします。


この本で私が共感した名言

個人的な接触にまさるものはない。人は自分の知らない人は嫌いなものだ。いったん親しくなると、状況は全く変わってくる。


 イギリスの経営コンサルタントである著者が教えるように、営業とはやはり人と人との関係が大きい影響を与えます。


 確かに自分の知り合いだと、便宜を図ってやろうと思ってしまう自分がいるのは確かです。日本人でも欧米人でも、程度の違いこそあれ同じなのですね。


パーキンソンのビジネス金言集129―この中に
C.N. パーキンソン K.M. ルストムジ
三笠書房
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【私の評価】★★★★★(91点)



著者経歴

 C.N.パーキンソン・・・1909年生まれ。1934年まで大学で学術的著作に従事。その後、大学で教鞭をとり、1957年「パーキンソンの法則」を発表。パーキンソン研究所を設立して、経営コンサルタントとして活動。


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