■仕事のスキルについての本はたくさんありますが、
会社の仕事の悩みのほとんどは人間関係では
ないでしょうか。
この本は、著者がこれまでの経験から、
人間関係の心配りのポイントをまとめた一冊です。
■著者は、心配りを4つに分類しています。
( やさしさ )は、なぐさめ、信じてあげること。
( 勇気 )は、褒めて、励ましてあげること。
( 自尊心 )は、尊敬して感謝し相談すること。
( 安心感 )は、聞いてあげてバカ話をすること。
・やさしさ、勇気、自尊心、安心感のおくりもの(p72)
■また、叱ることについては、
叱ってばかりいるのも良くありませんが、
叱れないのも問題です。
著者は、褒められることより、叱られるほうの衝撃が大きいので、
「八つほめて、二つ叱れ」くらいででちょうど
バランスが取れるとしています。
・「八つほめて、二つ叱れ」ということの本当の意味に
気づくようになった。つまり、それくらいに思って、
やっと五分五分になるということである。(p128)
■生きていく以上、人間関係は永遠の課題ですが、
少しでもより良い人間関係を作るためのヒントが
この本にはあると思います。★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・タクシーに乗ったときなどは退屈だから、問い上手になるための
道場としてちょうどいい。「タクシーの運転手になって何年になりますか?」
「十年だよ」「じゃ東京の路はだいたいわかったね」・・・(p85)
・かつてイギリスのダイアナ妃が日本へ来たとき、
「日本の男はお世辞の一つもいわず、退屈だ」
といったという。(p134)
・利口な人がふえて人を批判したり悪口をいう人が目立つ。・・・
会社はこういう人がふえると活力を失う。・・・効果的なのは、
海外旅行をさせることである。(p194)
▼引用は、この本からです。
大和出版 (2000/06)
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
■著者紹介・・・伊吹 卓(いぶき たく)
1960年電通入社。
1966年渡米し、広告代理店でセールス・アイディアを研究。
現在、商売科学研究所所長。
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■関連書評■
a. 「できる男の話し方」向谷 匡史、三笠書房
【私の評価】★★★★★
b. 「デキる上司」白潟 敏朗、中経出版
【私の評価】★★★★★
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