■独立・起業を目指す人のなかには、
飲食店を始めようという人もいるでしょう。
この本は、そうした自分のお店を作りたいという人のために、
20店舗、年商20億円の居酒屋を作り上げた
鬼頭さんが自ら学んだノウハウを教えてくれます。
■「あとがき」で本人が言うように、
よくある精神論をできるだけ排し、
論理的に成功の法則を説明する形の構成となっています。
具体的には、参入業界、資金調達、立地、お店のデザイン、
メニュー作り、人材育成と、すべてを網羅しています。
・メニューの成功要因は何かというと、「味」です。・・・
雰囲気の成功要因は、今でいうと「個室感」です。・・・
接客の成功要因は笑顔でしょう。(p25)
■しかし、精神論を拝して、冷徹に理論構成されながらも、
店がオープンしてからは、( 経営者の熱意 )こそが、
繁盛店になるか、ならないかの、要因であるとしています。
そこが私には、自ら苦労しながら飲食店を経営してきた鬼頭さんの
ノウハウが本物であることを示しているように感じました。
・あなたの中で「顔と名前の一致するお客様が何人いますか?」(p103)
■これは3万円以上でも売れる本でしょう。
起業を考えている人には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
これが2000円弱という価格で売られているのですから、
読書はやめられません。★5つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「仮に失敗しても再起できるような事業から始めないとダメだ」
ということです。・・・
投資を抑えることと、固定費を抑えることです。(p45)
・外観のデザインだけは絶対に目立つように作ってください。
店舗建設で最もコストをかけるべきは外観だと思います。
(p71)
・この日次決算の導入は劇的なコスト改善を果たしました・・・
エクセルをベースにした簡単なもので構わないと思います。・・・
店長およびスーパーバイザーが感覚ではなく、
数字を基に問題を捉え解決を図るようになった(p175)
▼引用は、この本からです。
インデックスコミュニケーションズ (2006/11)
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今まで読んだ経営に関する本の中でベストのひとつだ。
経験をもとに書かれている
どんどん読み進みたくなります【私の評価】★★★★★(95点)
■著者紹介・・・鬼頭 宏昌(きとう ひろまさ)
元キューズファクトリーズオーナー。22歳で大学中退後、
父親の経営する株式会社まこと(後にキューズファクトリーズ)
に入社。同社の赤字転落を機に25歳で父親から経営を託される。
31歳までに20店舗、年商20億円の外食チェーン企業とし、
事業を売却。現在に至る。
■関連書評■
a. 「斎藤一人の成功の魔法のランプ」小俣 貫太、学習研究社
【私の評価】★★★★☆
b. 「仕事のヒント」神田 昌典、フォレスト出版
【私の評価】★★★★☆
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