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「生保最強営業マンの実践コーチング塾」細川 馨

2007/10/01公開 更新
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生保最強営業マンの実践コーチング塾


【私の評価】★★☆☆☆(67点)


要約と感想レビュー

 駒沢大学を卒業した細川さんは、セゾン生命(現AIGエジソン生命)に就職し、札幌営業所に配属されました。体育会系で勝気の細川さんは、初年度から好成績を上げ、出世していきます。6年後には所長となり、厳しい指導で売り上げを伸ばし、3年で売り上げは倍増しました。


 ところが、4年目から業績が落ち始めます。高い目標を掲げ、部下を叱責、ののしる細川さんに部下がどんどん退社していったのです。


・徹底して厳しい姿勢で目標達成を迫る"鬼"所長であった。営業所の売上高は急上昇し3年で倍になった。・・・ 私は有頂天になり・・・4年目から急激に業績が落ちた。(p15)

 "仕事の鬼"である細川さんは、ある程度まで営業所の活性化ができるのですが、人の信頼を得るという点では弱点があったようです。そのため会社は、細川さんをどん底の成績の福岡営業所、東京の営業所と異動させ、それぞれの営業所の立ち直しを成功させています。そして東京支社長となり、コーチングと出会い、左遷されても前向きに仕事を続け、部下指導にコーチングを活用していきます。


・支社長のポストを追われてからも常に「このままでは終わらせない」という思いがあった。そんな状況の中で、専属コーチの佐々木氏とのコーチングは続いていた。・・・私に自分の理想の営業組織はどういうものかという前向きなことを考えさせてくれた。(p57)


 現役ビジネスマンのコーチング活用法を仮想体験できる一冊です。


 ただ、著者は"鬼"上司タイプですので、自分も同じだな・・・と思われる方は、ぜひ読んでみていただきたいと思います。


読む人のタイプによっては、参考となると思いましたので★2つとしました。


この本で私が共感した名言

・「ネクタイいいね」「成績上がっているね」「一生懸命電話しているね」とにかく話しかけるネタを探していた。職場の雰囲気を明るくしてモチベーションを上げてもらうためだ。私ができる一番のことは、それだった。(p190)


・落ち込んでいる様子が見えたら、その上司者は自分から声をかけること・・・基本は"共感状態"を作っておいてから本題に入ること・・・最後に必ず、プランを実行する期日を確認すること(p168)


▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)



著者経歴

 細川 馨(ほそかわ かおる)・・・1957年生まれ。コーチ・エフ代表。大学卒業後、セゾン生命(現AIGエジソン生命)入社。札幌第二営業所長、銀座支社長、支社開発室長などを経て、2003年独立。現在、エグゼプティブや大手企業を対象にしたコンサルティングコーチとして活動。


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