■アメリカが、全世界で民主化を推進するために、
NPO,市民団体を援助しているように、
あらゆく国家・組織が、
手足となる協力者を育成し、
NPO・市民団体を援助しているはずです。
■特に日本では、スパイ防止法がありませんから、
日本の国家をひっくり返そうとする組織でさえ、
自由に行動することができます。
政党、宗教、マスコミ、法人、NPO,市民団体・・・
ある意味、やりたいほうだいなのでしょう。
■この本では、TBSの報道番組NEWS23について、
中国・北朝鮮・在日朝鮮人への偏向した報道を
指摘しています。
・映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』・・・弾圧を続ける
中国にとって都合の悪い作品であった・・・NEWS23は・・
その冒頭の作品紹介のナレーションは、日本中の度肝を抜いた。
「この映画は、中国による"自治権拡大"を描いた・・・」(p143)
■在日朝鮮人についても、差別問題はあるのでしょうし、
それを利用して暴利をえている人もいるのでしょう。
しかし、既得権益が複雑にからまったこうした問題について、
中立的立場で報道することは難しいのかもしれません。
・在日社会の取り上げ方は、異常と言える。特集に在日差別問題が
出てこない月は無く・・・終戦の日特集がいつの間にか在日問題に
スライドしてしまうのはまだ良いほうで、阪神大震災特集も筑紫に
かかっては、在日差別問題特集に大変身。(p81)
■ただ、北朝鮮については日本への敵意をあらわにするテロ国家ですから、
もし、マスコミが北朝鮮のプロパガンダに協力しているとすれば、
それは反逆罪にも値する行動で許されることではありません。
・NEWS23は、「北朝鮮核実験の"可能性"」との字幕で、
「軍縮平和研究所」パク・ヒョンジェ副所長による「北朝鮮の
核実験は必要だ」との、「識者の見解」を流していたのだ。・・・
実はこれ、北朝鮮外務省の外郭団体(p105)
■やや2ちゃんねる的なとっぴな表現が多く、
興ざめする部分もありました。
できれば具体的な報道の事実を列挙して、
その世論操作のテクニックを解説する形であれば
面白かったと思います。
マスコミ報道に接するときの心構えを
教えてくれる一冊ということで★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・草野満代に「呆れた事実発覚です」(04年4月23日)と言わせて、
麻生太郎、中川昭一、石破茂の三閣僚の「未納三兄弟」を激しく
批判していた筑紫哲也自身もまた年金未納がばれてしまう(p18)
・筑紫哲也が編集委員を勤める雑誌「週刊金曜日」・・・
一貫して北朝鮮による拉致被害者に対して冷淡であり、
その後02年11月15日号では、曽我ひとみの北朝鮮帰還を促す、
北朝鮮当局のプロパガンダそのまま記事を掲載(p50)
・「報道のTBS」を自称するこの局は特に、その報道に関する捏造
などの不祥事が突出・・・石原都知事が日韓併合に触れ、「私は
日韓併合を100%正当化するつもりはない」と発言したものを、
なんと全く逆の「私は日韓併合を100%正当化するつもりだ」
(p216)
▼引用は、この本からです。
文藝春秋
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番組は終わっても局の問題は残る
資料的jにも有用
真面目な本
『TBS報道テロ全記録』と共に読んでほしい
悪質な多事争論【私の評価】★★★☆☆(78点)
■著者紹介・・・中宮 崇(なかみや たかし)
1970年生まれ。
自称「プロ2チャンネラー」
─────────────────
■関連書評■
a. 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」武田 邦彦、洋泉社
【私の評価】★★★★☆
b. 「歪曲報道」高山 正之、PHP研究所
【私の評価】★★★☆☆
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