■著者紹介・・・畠山 芳雄(はたけやま よしお)
1924年生まれ。
日本能率協会理事長(当時)。著書多数。
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●30年前の経営本です。
内容的には、幹部こそが経営の革新を進めなくては
ならないというものです。
そのため、問題を放置しておく幹部、
部下を注意しない幹部を痛烈批判していますが、
30年前から、職場の問題は変わらないようです。
・幹部の価値は、日常業務を維持することではなく、
担当部門の「構造改革」をやり、みんなの頭と仕事を改革して、
具体的な形で利益を生み出すことで決まる。(p36)
●業務革新の手法については、体系的な解説はなく
4つの例を示すだけで、精神論が中心となっています。
考える⇒実行する⇒根気よく続ける
当たり前ではありますが、難しいことですね。
・1 他社よりも早く、“こういうことが必要だな”と気づく。
2 気づいたことを、考えているだけでなく具体的に実行に移す。
3 一度始めたことを根気よく継続し、その成果が出るまで
積みあげる(p61)
●私がこの本を取り上げたのは、
30年前に、優良企業の例として、
ホンダ、トーヨーサッシ、グリコを紹介していることです。
30年後の現在も、これら企業が強い企業として残っていることを考えれば、
著者の眼力がわかるというものでしょう。
●今も昔も職場は変わらないんだな~と思わせてくれる一冊です。
課長以上の管理職にお薦めとして、ぎりぎり★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分がいま、この会社を辞めたら、会社の損益計算書上の
利益は増えるだろうか。それとも、減るだろうか。(p17)
・業種がちがえば、経営のツボというか、全体的にみた力の入れどころ
がちがう。・・・だから、ちがう業種の会社をやるときには、はじめに
あらゆる先入観を捨て、親会社でのやり方をいちど忘れる。(p91)
・事業要員としての勉強をしようと思ったら、まず一度再建を経験するのが
いちばんの早道である。(p129)
▼引用は、この本からです。
日本能率協会マネジメントセンター (1994/04)
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■関連書評■
a. 「経営パワーの危機」三枝 匡
【私の評価】★★★★★
b. 「経営心得帖」松下幸之助
【私の評価】★★★★★
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