「仕事の急所」加納 光

仕事の急所―あたらしい

【私の評価】★★★★☆(81点)


●仕事の急所というだけあって、
 ビジネスマンが経験によって獲得するであろう仕事のコツを
 教えてくれる一冊です。

 かなりレベルが高いので、目からウロコか、
 場合によっては真の意味を理解できないところがあるかもしれません。


●例えば、プロジェクトを推進させるリーダーの心得として、
 その活動を周囲に周知する大切さを説きながら、

 その方法として、上司、文書、ボードでの見える化だけでなく、
 周囲の人に仕事を頼んでしまうのが良いとしているところは、
 目からウロコでした。


 ・これからその仕事をそのように展開させていくかを、なるべく現場の全員に
  周知させるのです。・・上司との会話、社内文書、スケジュール・ボードなど
  ・・・頼める仕事はなるべく頭を下げて頼んでみる・・・効果絶大なのです
  (p27)


●職場の人間関係から、時間管理、企画、営業までをカバーしていますが、
 はずしてはいけない原則をうまく説明していると思いました。

 例えば、面談については、だれに面談するかが重要なポイントですが、
 「目には目を」という原則を示しています。


 ・「目には目を」「部長には部長を」「社長には社長を」
  対等だから商談できる。対等だからホンネが聞ける。(p125)


●また、相手先の情報をしっかり把握しておくことは、
 仕事の重要なポイントになります。

 営業マンとは、一種の諜報員(インテリジェンス・オフィサー)
 なのですから。


 ・スケジュール帳・・・待ち合わせ場所の電話番号と住所。交通手段、
  最寄りの駅。会う人と複数の場合は全員の名前と携帯番号、彼と同行する
  人の名前。さらには相手側の前任者の名前、こちら側の・・・
  すべての名刺の余白に「○月○日、場所○○、紹介○○氏、同行○○氏」(p59)


●職場の人間関係から、時間管理、企画、営業までをカバーしたため、
 焦点が絞りきれないところが残念でしたが、
 いくつも実務に応用できるコツが満載されているのは確かです。

 中堅クラスまでのビジネスマンにぜひ応用していただきたいと思います。
 ★4つとしました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・「支援者」に好かれることが「決裁者」をその気にさせる(p121)


 ・「経営感覚」とは・・・「収入も支払いも社員全員でワリカン
  になっている。その感覚を持つことです」(p153)


 ・企画の急所は「好き/嫌い」
  優れていても、正しくてもダメ。
  ニーズは「好き」から発生する(p70)


▼引用は、この本からです。

仕事の急所―あたらしい
加納 光
自由国民社
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おすすめ度の平均: 4.5
3 マニュアル本では、ありません!
5 是非おススメしたい一冊
4 あぁ!!そういうことかっ!
5 仕事のできる人間になるための一冊
5 仕事の抑えどころが書いてあります

【私の評価】★★★★☆(81点)


■著者紹介・・・加納 光(かのう ひかる)

 1981年、西武百貨店に入社。販売促進部。
 1987年、コンサルタント伊吹卓の手法により成果をあげる。
 1998年、コンサルタントとして独立。
 2001年、伊吹卓の「商売道伊吹流」で商品開発、人材育成を担当。
 2003年、「商売道伊吹流」免許相伝。「師範代」となる。


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■関連書評■
a. 「デキる上司」白潟 敏朗
【私の評価】★★★★★

b. 「上司の急所」加納 光
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