【私の評価】★★★☆☆(74点)
■著者紹介・・・麻生 太郎(あそう たろう)
1940年生まれ。外務大臣。
学習院大学卒業。麻生セメント社長を経て、
79年衆議院議員。自民党政調会長、総務大臣などを歴任。
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●次期首相を目指す麻生外務大臣の一冊です。
麻生大臣の講演はウケると聞いていましたが、
物事の本質、原点を語っているところに
妙に感心してしまいました。
靖国神社問題でも、不平等問題でも、
常に原点を考えて判断しているように感じられました。
・靖国神社が、やかましい議論の対象になったり、いわんや
政治的取引材料になったりすることは、絶対にあってはならない。
靖国は、国家のために戦いに命を投げ出した尊い御霊とご遺族にとって、
とこしえの安息の場所である。(p140)
●まず、日本はどういう国家なのかという
基本的な認識です。
日本は戦後、急速な経済成長を達成しました。
そして、世界で一番安全な国であることも確かです。
日本は、実はすごい国なわけです。
・日本はまことに不思議な国である。・・・世界史上でも希に
見る経済的繁栄を実現した。にもかかわらず、新聞を開けば、
やれ格差社会だ、小子化だ、教育崩壊だ・・・と大騒ぎ。
・・・まるで明日にも日本が滅びそうな気がしてくる。(p13)
●テレビや新聞を見ていると、世界から批判されているような
錯覚に陥りますが、実は日本を批判しているのは中国、韓国
だけであり、この勢力の影響下にある政治家やマスコミが
存在しているということなのでしょう。
・日本人のなかには「日本は世界で孤立している」と過剰に言い立てる人がいる。
・・・「今、世界に最も良い影響を与えている国はどこですか?」という
問いに対して、日本の名を上げた人が最も多かった。・・・「悪い影響を
与えている」と答えた人の方が多かったのは、中国と韓国だけだった。(p160)
●しかし、現実も直視しなくてはいけません。
肥大化した官僚組織と官僚の使う予算は、
常に税収を超えているのです。
調整はいずれやってくるはずです。
・現在、国と地方の公務員が約342万人いる。彼らのための給与、
退職金、年金などの経費は30兆円を超える。一方、国と地方の
すべての税収が82兆円。(p115)
●顔つきはあまりよろしくない麻生外務大臣ですが、
その国家観、本質を見る目には期待が持てるものでした。
領収書問題などどうでも良いですので、
国家のあるべき姿について政治家に考え、
実行していただきたいですね。★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・最初の現場説明の際、集合時間の八時少し前に行ったところ、
日本から派遣された技術者はすでに全員作業服を着て並んでいた。
・・・日本から得たものは、資金援助や技術援助だけではない。
・・・働くことについての価値観、労働の美徳だ。(インド人)(p10)
・昔、父に「官立の大学を受験したい」といったら、
「バカヤロー」と一喝されたことがある。「金がないならわかるが、
金のある奴が人様の税金を使うようなことをするな!おまえ役人に
なるのか。東大は役人を作るための学校なんだ」(p100)
▼引用は、この本からです。
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比較してみると面白い
独自の視点を、わかりやすい言葉で
こんな考え方の人も必要だね【私の評価】★★★☆☆(74点)
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