「上司の急所」加納 光

上司の急所―あたらしい
【私の評価】★★★★☆(86点)


●1700もの上司から部下への苦情を
 分析して作られた一冊です。

 「上司の急所」とは、
 部下が職場で上司へ対応するときの心得です。


●まず、会社は学校とちがいます。

 お金をもらっている以上、
 自分から答えを考えることが求められています。

 答えがわからなくても、
 最低限、自分で考えるというプロセスは必要です。


 ・学校では先生が答を用意して教えていた。
  お金をもらっている人が、
  答を用意するのはあたりまえ。
  上司に「何をしたら良いのですか?」と質問するのはNG(p30)


●また、学校とちがって幅広い年代の人と一緒に
 仕事をしますので、文化的な違いも理解し、
 適切に対応する必要があります。

 職場によっては体育会系のノリがあるかもしれませんが、
 その職場職場に適応する必要があるでしょう。


 ・戦前の学校では「修身」という授業がありました・・・
  「修身」の基本は、大げさにいえば、
  年功序列と忠誠、そして<礼儀>です。(p23)


●そして、職場の礼儀、仕事の基本はたくさんあります。
 挨拶、服装、身だしなみ、笑顔、清掃、資料の整理、
 名刺、電話の受け方、仕事の進め方・・・きりがありません。


 ・リース会社 営業係長
  勝手に帰る新人は呼び戻します。
  自分で気づいて「お先に失礼します」
  というまでは帰らせません。(p28)


 ・部下が何気なくやらかしてしまうことで一番困ることは・・・
  「名刺を忘れられること」(p61)


●こうしたことは、仕事をしながら学ぶことですが、
 事前に学んでおけば泣かずにすむでしょう。

 もし、ビジネスマンのあなたが、この本の内容が
 はじめてと思うならちょっとマズいかもしれません。

 新入社員に強力に最適な一冊です。★4つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・あなたが自分の上司を<最良の師>として接する限り、
  上司も<最良の師>として振る舞わざるをえなくなります。
  人間とはそういうものです。これこそが《上司の急所》なのです。
  (p175)


 ・製造業 広報企画部 主任
  代理店の営業さんが打ち合わせの最中に
  携帯の着信に応えました。
  その案件は別の会社にお願いしました。(p64)


 ・相手の言うことに相づちを打つ。
  賛成の時も、反対の時も、
  「はい、そうですね」からはじめる。(p78)


 ・得意先や上司から、あなたはさまざまな依頼を受けることでしょう。
  ・・・  「○月○日○時までに○○を○○しておきます」
  オウム返しが、もっともトラブルを防いでくれる返事の方法。(p89)


 ・商社 営業部長
  野村監督のように
  部下に質問を繰り返すのが私の仕事。
  「どうして今回はこうなったんだ?」(p106)


▼引用は、この本からです。

上司の急所―あたらしい
加納 光
自由国民社
売り上げランキング: 269163
おすすめ度の平均: 5.0
4 なるほどなぁ...
5 痛い失敗を思い出します
5 上司も読もう
5 オススメです
5 関係はつくるもの

【私の評価】★★★★☆(86点)


■著者紹介・・・加納 光(かのう ひかる)

 81年西武百貨店に入社。
 87年マーケティング・コンサルタントの伊吹卓の講演会に参加し、
 感銘を受ける。伊吹流を社内に導入し、成果をあげる。
 98年コンサルタントとして独立。
 99年船井総合研究所のセミナーの事前研修を担当(2004まで)
 2001年伊吹卓の「商売道伊吹流」に参加。商品開発、人材育成を担当。
 2003年「商売道伊吹流」免許相伝。伊吹会長の「師範代」となる。


─────────────────

■関連書評■
a. 「あなたから買いたい」加納 光
【私の評価】★★★★★

b. 「トヨタ式ならこう解決する!」若松 義人
【私の評価】★★★★★


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

トラックバック(2)

トラックバックURL: http://1book.biz/mt/t-kazu-b/3205

【私の評価】★★★☆☆(79点) ■組織に入ると、部下の立場、上司の立場と  ... 続きを読む

【私の評価】★★★★★(91点) ■英語というものは外国の言葉ですから、  さ... 続きを読む

コメントする

Powered by Movable Type 4.25

最近のブログ記事