「イッセー尾形の人生コーチング」朝山 実、日経BP社

イッセー尾形の人生コーチング
朝山 実 森田 雄三
日経BP社 (2006/12/21)
売り上げランキング: 30277
おすすめ度の平均: 4.0
3 世界に入りきれない
5 漢方薬のような自己啓発書
5 でも本当にこうなんです

【私の評価】★★★☆☆


■著者紹介・・・朝山 実(あさやま じつ)

 1956年生まれ。ルポライター。
 地質調査員、書店員などを経て、ライターとなる。


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●「インセー尾形のつくり方」というワークショップが
 あるらしいのですが、

 その内容は、四日間の稽古だけで、
 素人に有料の舞台に立ってもらおうというものです。
 (実際に公演してもらう!!)


●そもそも、イッセー尾形さんの舞台は、
 何もない舞台で演じる一人舞台。

 声を出すパントマイムのようなものでしょうか。

 それを素人にやらせようとする稽古のなかで、
 参加した人々はさまざまなことを学ぶことができるというのです。


●イッセー尾形さんの舞台は、
 人の動きを精密に再現して、
 観客に想像をふくらましてもらう舞台です。

 つまり、イッセー尾形になるためには、人の動きを観察し、
 それを再現することが求められるのです。

 まずここで、「形から入る」という学びがあります。

 ・私たちは、自分を変えたいと考えたときに、
  まずは内面から変えようとしがちです。・・・
  姿勢ひとつ、動作ひとつで、他人に与えるイメージは変わるのです。
  ・・・カタチから変えるべきなのでしょう。(p61)


●そして、素人が稽古をすると、
 素人がゆえに、何も言えずに固まってしまったり、
 真っ赤になってレロレロになってしまう人もいます。

 でも、それはそれでいいんだよ。
 そこをちょっと乗り越えると、また、良くなるんだよ
 という学びが生まれます。

 ・いまは恥ずかしくて声がでない。ただのそれだけのことでしょう。
  逆に言うと、そのことさえ乗り越えたら何でもできてしまうということ。
  ねっ、すごいじゃない(p172)


●実際、ワークショップに参加してみないと伝わらない雰囲気を、
 よく伝えていると思います。

 人生のコツを伝える舞台の稽古。
 稽古を見てみたいと感じながら★3つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・人に話を聞いてもらうためには、人とは違うこと、
  人が言わないことを探さないといけない・・・
  自分が知っている『変わった他人』のことを話せばいい。
  (p27)


 ・思うようにいかないことがある度に自分の「人格」の問題だと
  考え込んでしまっては、何の改善ももたらしません。
  能力や技術的な側面と「自分」を分けて考えることができると
  日常生活は身軽になれるのではないでしょうか。(p100)


 ・何をやっているのか、全体の様子が飲み込めるまでは、
  とりあえず何かをしようとしないでほしい。
  すぐには理解しなくてもいいので、とにかく見ていてください。(p141)


 ・皆さんは努力を怠ってきた人たちだ・・・
  だからって、いまさら努力しろと言うんじゃない。
  自分は努力してこなかったという、そこは認めましょうよということ
  (p117)


▼引用は、この本からです。
イッセー尾形の人生コーチング」朝山 実、日経BP社(2006/12)¥1,365
【私の評価】★★★☆☆


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