「斎藤一人の成功の魔法のランプ」小俣 貫太
2007/04/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(88点)
要約と感想レビュー
●全国高額納税者番付常連の
斎藤一人さんの弟子である著者が、
いかに成長していったかの記録です。
この本を読むといかに著者が
成長していったか?
いかに斎藤一人さんが著者を
導いたかがわかります。
・「カンちゃんさ、商売というのはお客様との信頼関係なんだよ・・・あの人に頼めば大丈夫、そういう信頼関係がないと、これから物が余っていく時代に選んでもらえないだろ。俺たちは物を売っているんじゃなくて、健康を売っているんだよ(一人)(p121)
●著者は、社長の息子であることもあり、
新人スパルタ研修をやって総スカンをくらったり、
3000万円の「ちらし」をくばって
まったく販売が伸びなかったり、
失敗続きです。
しかし、そうした著者に対し、斎藤一人さんは、
「会社は潰れなかったんだろう?
次、がんばるしかないよね、
その過程を楽しみながらやっていこうよ」
と、叱るのでもなくいい勉強をしたねと
言ってくれるわけです。
・でも、何でも一瞬で手に入るわけがないよね。とっと時間はかかると思うよ。だったら、その過程を楽しみながらやっていこうよ。その過程が楽しめたら、人間として成長していけるんだよ(一人)(p216)
●斎藤一人さんは、
営業・販売の技術はダントツの
実力をもっています。
しかし、それ以上に、
お弟子さんにその技術を伝え、
やる気を引き出すコーチとしての技術も
最高のものを持っているように感じました。
・「なあ、カンちゃん、この味付けダコは、 うまいのかな?」・・・「おいしいよ」・・・「どうしたら、お客様においしいってわかってもらえるかな?」(一人)(p20)
●また一つ、斎藤一人さんの
秘密がわかりました。
「楽しくやっていこうよ」
でも、オレたちは商人はプロだよね。
楽しいけど、厳しい。
そうしたところに、
成功の要諦があるように感じました。
●著者の商人としての成長の経験と、
銀座まるかんの成長の歴史のわかる一冊です。
斎藤一人さんの人となりがわかるので、
★4つとしました。
この本で私が共感した名言
・「あんまり人のことは言わないでさ、自分が楽しく生きられる努力をしようよ。」私が大好きな一人さんの言葉です。(p72)
・「赤字の場所というのは、お客様に喜ばれていない場所ということだよ・・・どれだけ会社全体の利益が上がっていても、赤字の部署は許しちゃいけないよ。それは、商人として恥だからね」(一人)(p182)
・「おまっちゃんさ、これまでさんざん努力してきたんじゃないか。そうだろう。でも、それでもダメなんだろ。だったら、違う努力をしてみたらどうなんだい(p46)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★☆(88点)
著者経歴
斎藤 一人(さいとう ひとり)・・・1948年生まれ。銀座まるかん創業者。1993年から11年間連続で全国高額納税者番付10位以内。
小俣 貫太(おまた かんた)・・・銀座まるかんの販売代理店(株)78%元代表取締役。かんた商店代表。幼少の頃から斎藤一人氏に接し、仕事や物事の考え方について教えを受ける。
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