文藝春秋 (2003/01)
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いまひとつ物足りない
う〜ん・・・
愉快な仕事【私の評価】★★☆☆☆
■著者紹介・・・岩城 宏之(いわき ひろゆき)
1932年生まれ。東京芸術大学在学中に
NHK交響楽団副指揮者となる。
以来、国内、ビルリン・フィルやウィーン・フィルなどの
トップ・オーケストラの指揮にあたってきた。
NHK交響楽団終身正指揮者。
メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者。
2006年6月逝去。
●超一流の指揮者は何を考えているのか?
そうした思いで、この本を読み始めました。
けっこう面白い。
けっこう笑える。
●しかし、よく読んでいくと、著者は、音楽については
とてつもない執着心を持って努力をしている
ことがわかります。
半年間、夜中までレコードを鳴らして指揮の練習をしたり、
スコアに書き込みをして、真っ黒にしてしまう。
・自分で勉強することにした。レコード屋さんの『悲愴』のLPを、
全部買ってきた。・・・九種類あった。・・・一人の指揮者のLPを
六回ずつ聞いた。・・・その中で一番気に入った指揮者そっくりに
やろうと、思ったのだ。(p77)
●ユーモアを持った面白い人だったようですが、
音楽になったとたん異常とも思える集中心、
尋常ではない執着心で努力しているのです。
それこそ、理想の演奏を構築するという目的のため
だったのでしょう。
●一流の指揮者の頭の中を、少しのぞくことができました。
音楽にちょっとでも興味のある人には楽しく読めるお勧めの
一冊です。★2つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私は戦前の歌舞伎の名優が言ったという
「わかるヤツは言わなくともわかる、
わからぬヤツは言ってもわからぬ」という
言葉をすぐに思い浮べた。(外山雄三)(p243)
▼引用は、この本からです。
「指揮のおけいこ」岩城 宏之、文藝春秋(2003/01)¥520
【私の評価】★★☆☆☆
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