幻冬舎 (2004/07)
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人間に関心がある以上
後ろ向きだなぁ…
言いたいことはわかるが、少々強引に感じる。【私の評価】★★★☆☆
■著者紹介・・・谷沢 永一(たにさわ えいいち)
1929年生まれ。関西大学大学院博士課程修了。
関西大学文学部教授を経て、現在、名誉教授。
サントリー学藝賞、大阪文化賞など。著書多数。
●人の心を知るということは、「嫉妬心を知る」ということかも
しれません。
この本では、嫉妬の渦巻く大学の世界で、
生き抜いてきた谷沢教授の嫉妬講義です。
●松下幸之助が
「嫉妬とは万有引力のようなものなので、キツネ色に焼け」
と言ったように、嫉妬を人の心からなくすことはできません。
適度な嫉妬心にコントロールすることで、
組織を維持することが必要なのでしょう。
・読書生活の要諦は、嫉妬心を抑える工夫です。
・・・世間の嫉妬の仕組みがどうなっているのか、
それがわかったら、その対応策について心をめぐらすことが
できるでしょう。(p131)
●このような嫉妬心があるからこそ、
組織には、参謀、スタッフという地位は低くとも、
全体の戦略に影響力を及ぼせるポジションがあるのでしょう。
・本当の意味での実権を持ちたければ、
名誉とか名声を欲しがるな(p28)
●このように嫉妬を避けるためには、突出して出世しないこと、
抜き出ないことですが、
出る杭になってしまったら、これはもう謙虚に、真面目に
覚悟を決めて仕事をするしかありません。
・お金を握っている人、あるいはお金を左右している人に対して、
国民は無意識のうちに「清貧」を求める傾向がある(p72)
●まず、この本を読んで自分と他人の心にある
「嫉妬心」に気づくことが大切だと思いました。
この本で、人間の心に渦巻く嫉妬心に注目する
きっかけとしてください。★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私はかねてから女性の怖さを知っていますから、
気遣いを忘れたことはありません。(p116)
・日本でいちばん嫌われるのは「態度が大きい」ということ
なのです。かといって、卑屈であってもいけません。
卑屈になると、かえって周りからなめられてしまいます。(p113)
・肩書は人を変える。確実にその人の背丈を伸ばす。
今までできなかったことが急にできるようになる人も
珍しくない。(p172)
▼引用は、この本からです。
「嫉妬する人、される人」谷沢 永一、幻冬舎(2004/07)¥1,365
【私の評価】★★★☆☆
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