「嫉妬する人、される人」谷沢 永一、幻冬舎(2004/07)¥1,365

嫉妬する人、される人
谷沢 永一
幻冬舎 (2004/07)
売り上げランキング: 167667
おすすめ度の平均: 3.5
4 人間に関心がある以上
2 後ろ向きだなぁ…
2 言いたいことはわかるが、少々強引に感じる。

【私の評価】★★★☆☆

■著者紹介・・・谷沢 永一(たにさわ えいいち)
 
 1929年生まれ。関西大学大学院博士課程修了。
 関西大学文学部教授を経て、現在、名誉教授。
 サントリー学藝賞、大阪文化賞など。著書多数。


●人の心を知るということは、「嫉妬心を知る」ということかも
 しれません。

 この本では、嫉妬の渦巻く大学の世界で、
 生き抜いてきた谷沢教授の嫉妬講義です。


●松下幸之助が
 「嫉妬とは万有引力のようなものなので、キツネ色に焼け」
 と言ったように、嫉妬を人の心からなくすことはできません。

 適度な嫉妬心にコントロールすることで、
 組織を維持することが必要なのでしょう。

 ・読書生活の要諦は、嫉妬心を抑える工夫です。
  ・・・世間の嫉妬の仕組みがどうなっているのか、
  それがわかったら、その対応策について心をめぐらすことが
  できるでしょう。(p131)


●このような嫉妬心があるからこそ、
 組織には、参謀、スタッフという地位は低くとも、
 全体の戦略に影響力を及ぼせるポジションがあるのでしょう。

 ・本当の意味での実権を持ちたければ、
  名誉とか名声を欲しがるな(p28)


●このように嫉妬を避けるためには、突出して出世しないこと、
 抜き出ないことですが、

 出る杭になってしまったら、これはもう謙虚に、真面目に
 覚悟を決めて仕事をするしかありません。

 ・お金を握っている人、あるいはお金を左右している人に対して、
  国民は無意識のうちに「清貧」を求める傾向がある(p72)


●まず、この本を読んで自分と他人の心にある
 「嫉妬心」に気づくことが大切だと思いました。

 この本で、人間の心に渦巻く嫉妬心に注目する
 きっかけとしてください。★3つとしました。




■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私はかねてから女性の怖さを知っていますから、
  気遣いを忘れたことはありません。(p116)


 ・日本でいちばん嫌われるのは「態度が大きい」ということ
  なのです。かといって、卑屈であってもいけません。
  卑屈になると、かえって周りからなめられてしまいます。(p113)


 ・肩書は人を変える。確実にその人の背丈を伸ばす。
  今までできなかったことが急にできるようになる人も
  珍しくない。(p172)

▼引用は、この本からです。
嫉妬する人、される人」谷沢 永一、幻冬舎(2004/07)¥1,365
【私の評価】★★★☆☆


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