●人材育成のプロが、管理職であるあなたの仕事に
コーチングをどのように取り入れるべきか、
細かく指導してくれる一冊です。
●最近、叱れない上司が増えているという
話をよく聞きますが、
本書では基本的に、上司は上司として
指示・命令を下すことをお勧めしています。
●つまり、コーチングの技術では、
「答えは相手の中にある」ということで、
「あなたはどう考えるのか?」と言うように指導していますが、
こればかりでは、弱い上司になってしまいます。
したがって、自分の意志を明確に表明することも
大切にしなくてはなりません。
・私はあくまで、上司は上司としての立場を貫くのが人材育成には
いいと信じている。だから、コーチングの前後に「私はこう思う」
というのをお勧めしている。(p74)
●また、物分りのよい上司も、部下が考えなくなるという、
副作用があるようです。
結局、上司の個性と、「任して、任さず」というバランスが
大切ということです。
・部下をスピード育成するには、あまりにものわかりのいい
上司になってはいけない。・・・ものわかりがよすぎると、
部下は何も考えなくなってしまうのだ。(p128)
●管理職の立場となって、部下への対応に悩んでいる方に
最適の一冊だと思います。
はっきり言うと500円は安すぎます。★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・部下の中には、何かというと反論してくるタイプがいる。・・・
「私は課長としてこうおもう」という形にする。・・・冷静にいえば、
「それでも反対です」とはいいにくいものだ。(p166)
・私は企業研修の講師という仕事をしている。・・・
受講者にまず考えさせる。すると、そのあとのティーチングが、
ものすごくうまくいくことに気づいた。(p18)
・話法より先に、部下に対してのビジョンをもつことだ。
1 自分は部下にどうあってほしいか
2 部下の側の理想は何なのか
という二つのポイントを徹底して考え抜く。(p34)
・マイルストーンで進捗度をチェックしよう。
半年先の目標なら、最低でも月に一回は、
「目標はうまくいっている?」「どうなっている?」
くらいのちょっとした「声かけ」を行うことだ。(p91)
▼引用は、この本からです。
成美堂出版
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読みきるのは簡単だが実行するのはなかなか・・・【私の評価】★★★★☆88点
■著者紹介・・・松本 幸夫(まつもと ゆきお)
1958年生まれ。経営者教育研究所研究員、東京文化センター
インストラクターを経て、現在ヒューマンパワー研究所所長。
年百回を超える講演を行っている。
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