光文社
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話半分でいいでしょう。
商売の基本【私の評価】★★★☆☆
■著者紹介・・・邱 永漢
大正十三年、台湾生まれ。
昭和二十年東京大学卒業後、台湾、香港にて銀行員、貿易商などを経て、
昭和二十九年より日本に住む。昭和三十年、小説『香港』にて直木賞受賞。
作家、経済評論家、経営コンサルタントとして活躍。
「金儲けの神さま」と呼ばれる。
●「金儲けの神さま」邱 永漢氏から
これから商売を始めようという人、
すでに商売をしている人へのアドバイスです。
●商売をする人というものは、サラリーマンとちがって
資金提供者であり、企画者であり、社長であり、
事業のすべてを決定しなくてはりませんから、
邱 永漢氏のアドバイスは貴重なはずです。
・商売を始めるときは、だれでも計画を立てるわけですが、
・・・たいせつなのは、うまくいくことを計算するのではなくて、
うまくいかなかったことを計算しておくことだと思います。(p64)
●内容としては、人、お金、商売のネタなど多岐にわたりますが、
突飛なことが書いてあるわけではありません。
当たり前のことを、邱 永漢氏の経験を交えて、
説明しているだけです。
・人を雇う場合のポイントですが、経営者になった以上、
従業員に全部やめられても何とかやっていくだけの覚悟が
必要です。・・・私たちが始めるような中小企業では、
従業員の定着率がひじょうに悪いのが現実です。(p124)
●「手形ではなく現金で支払ったほうがいい」など
当たり前のことではありますが、
そうした、当たり前のことを実行することが難しいわけで、
そこが商売の難しいところと言えるのでしょう。
・手形を振り出さなければ、手形で悩まなくてすむ
・・・支払い現金主義だと、撤退するときにもスムーズにいく
(p205)
●「金儲けの神さま」のアドバイスは、当たり前のことであり、
だからこそ貴重です。★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・月給を管理できない人は、商売を始めても失敗する。・・・
人間には、経済観念のある人と、経済観念のない人がいます。(p28)
・お金があるから商売が始まるんじゃない、
お金が儲かるタネさえあれば、商売は始まる(p49)
・いろいろな事業を広げて成功した人を見ていると、
自分の子分みたいな人がいっぱいいて、何か事業をするときは、
そのうちのだれかに任せていることが多い。(p72)
・ここで私がいいたいのは、成功は苦しみの結果であり、
失敗は油断の結果だということです。(p173)
▼引用は、この本からです。
「商売の原則」邱 永漢、光文社(2001/6)¥560
【私の評価】★★★☆☆
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