「なぜ、就業規則を変えると会社は儲かるのか?」下田 直人

なぜ、就業規則を変えると会社は儲かるのか?―ヒト・モノ・カネを最大に活かす6つのヒント
【私の評価】★★★☆☆70点


●就業規則はどこの会社にもあるものですが、
 中小企業ですと、雛形就業規則をそのまま使っている
 ケースがあるようです。

 ところが、労働基準監督署でもらえる雛形就業規則は、
 従業員の権利を重視した大企業向けのものであるため、
 しばしば問題を発生させることがあるとのこと。


 ・「問題従業員から会社を守るためのリスク管理としての就業規則」を
  うたい文句にしている方がけっこういる。・・・このスタンスは
  間違っていないと思う。(p28)


●また、就業規則が明確になっていないために士気が落ちたり、
 意味のないフレックスタイムの採用で、
 会社の勢いを落としている会社もあるのです。


 ・「フレックスタイム制」が業績低迷の原因となっていた。(p33)


●就業規則とは、会社の業務のルールを規定するものですから、
 「経営理念」と直結するものであるべきでしょう。

 そういう意味で、就業規則の大切さ、ポイントを学ぶ本としては、
 お勧めできるものだと思いますので、★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・さて、「やる気:に関係する規定をつくる前に、1つ確認しておきたい
  ことがある。
  それは、あなたの会社には「経営理念」があるか?ということだ。(p184)


 ・否定的表現を使わない。肯定の表現にできるものは肯定表現にする
  ×有給休暇は1週間前までに申し出なければならない。
  ○有給休暇は1週間前までに申し出ることによって取得することが
   できる。(p60)


 ・休職期間中は無給とするのがいいと思う。なぜなら、通常は
  健康保険から「傷病手当金」という給料に代わるものが出るのだが、
  これは会社から給料が出ていると支給されないからである。(p124)


 ・では、就業規則の見直しはどのくらいの間隔で行えばいいのか?
  私は、作成の2年後には定期見直しをしたほうがいい、と考えている。
  (p248)


▼引用は、この本からです。

なぜ、就業規則を変えると会社は儲かるのか?―ヒト・モノ・カネを最大に活かす6つのヒント
下田 直人
大和出版
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5 目からうろこ
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【私の評価】★★★☆☆70点


■著者紹介・・・下田 直人

 就業規則コンサルタント。
 大学卒業後、小売業界に就職し、地区統括責任者など歴任。
 その後、社会保険労務士として独立。
 就業規則に興味を持ち研究を続け、就業規則コンサルタントとして活躍。


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