新潮社
売り上げランキング: 116043

日本人はもっと日本のことを誇っていい
日本人はウイーンで大阪弁をなぜ聞きたくないか?
愛国心は戦争賛美じゃない
■著者紹介・・・鈴木孝夫(すずき たかお)
1926年生まれ。慶応大学名誉教授。
英語と日本人、日本人の外国語観などについて文化論を提起している。
●どこの国の人でも歴史を学ぶと思いますが、
日本ほど、誇りを持って歴史を学ぶことのできる国は
ないのではないでしょうか。
単一国家として1000年以上の脈々とつながる歴史を持ち、
国民のレベルが高く、治安も良い。
さらに、先の大戦で焼け野原になりながらも、たった半世紀で
日本はGDP世界二位の経済大国となりました。
●明治維新においても、
短期間に世界の凶暴なヨーロッパ諸国と対等に
渡り合える国家に変貌しています。
(そのために叩きつぶされましたが・・・)
・「黄色いチビ猿」と軽蔑していた日本人が、開国するや短時日の
あいだに急速に力をつけて、当時ヨーロッパ最大最強の軍事大国
ロシアを日露戦争で(辛くも)打ち破るという予想もしなかった
強さを見せると、今度は欧米各国が手を結んで日本の膨張を抑え
にかかったのが二十世紀前半のアジアの動乱なのです。(p134)
●この本では、そうした素晴らしい国家が、
なぜ、自信なく謝り続けているのか。
なぜ、多額の経済援助を行いながら、感謝されるどころか
非難されなくてはならないのか、歴史・文化の面から分析しています。
・欧米人や中国人そして韓国朝鮮人をも含めたユーラシア文明に属する
人々は、その時その時の都合で、前に自分たちがした醜いことなど
すっかり棚に上げ、平然と相手を非難攻撃することをなんとも思わない
ということです。(p141)
●確かに、マスコミを利用した戦勝国アメリカの占領政策、
共産国家の浸透活動などいろいろな要素はあるのでしょうが、
日本は悪い国だ、侵略をした国家などと教える時間と同じくらい、
日本は素晴らしい国であると教えてほしいものです。
●そういった意味で、これからの世界で日本が何かを
できるのではないかと思わせてくれる一冊でした。
歴史、日本の文化を再度見直してみましょう。
・かつてローマ法王ヨハネ・パウロ二世が、あらゆる宗教の平和的
共存を呼びかけた演説を行いましたが、日本人はそれに感心など
する前に、自分たちの国日本はそれを口で言うだけでなく、とっくに
実行していることを、自分たち自身がはっきりと自覚しなければ
駄目です。(p114)
●自信と誇りを持って、日本史を学びたくなる一冊です。
日本人として★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・アラブの世界には「海の向こうから良いものが来たためしがない」
といった意味の諺があります。ところが、日本人はまさにこれとは
正反対の「良いものはいつも海の向こうから来る」という外国観を
もつことができたのです。(p32)
・よくキリスト教は特定の民族を超える普遍性を持った「愛の宗教」
だなどと言われますが、本当にそうでしょうか。世界の歴史を
調べてみると、キリスト教ほど神の名において人を殺し、異端者や
異教徒と目される人間を残酷無比に扱った宗教はないと思います。
(p118)
・近世の十六世紀初頭から、ヨーロッパ諸国が競って突入した
いわゆる大航海時代とは、その実態を良く見るとこれはヨーロッパ人
による残酷無比を極めた、非白人人種に対する世界規模の大侵略
時代に他ならないのです。(p124)
▼引用は、この本からです。
「日本人はなぜ日本を愛せないのか」鈴木孝夫、新潮社(2006/1)¥1,260
【私の評価】★★★☆☆76点
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する

![]()
| メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 |
| 配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記






![成功者の習慣 成功する人は何が違うのか[CD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BiS9mxuNL._SL75_.jpg)


























![影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41dnX2kbwFL._SL75_.jpg)




































































































コメントする