実業之日本社 (2003/01)
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いわゆる寓話的日米関係論か。
全てを鵜呑みにするのは危険。
要はこれをどう読むかでしょう。【私の評価】★★★☆☆
■著者紹介・・・ラリー・S・ジュニア
1953年、アメリカ生まれ。大学では経済学を学び、日本留学経験あり。
アメリカ政府系のシンクタンク勤務を経て、現在は、アジア経済などを
研究するフリーのストラテジスト(国家戦略専門家)
●2001年の同時多発テロから1年後に発行された一冊です。
ちょうど、アメリカのアフガニスタン侵攻が終わり、
アメリカのイラク進攻があるか、どうかと議論されている時期ですが、
本書では、数ヶ月後にはじまるイラク戦争を予見しています。
・アメリカは次なる大戦争を始めようとしているからね(p136)
●この本を読むと、アメリカという国が、
お金儲けという国益のために
戦略を持って行動していることがわかります。
・日本の徳川時代に、将軍が言ったという言葉があるでしょう。
『農民は生かさず、殺さず』。日米の関係も同じことです。(p25)
●例えば、邦銀を叩き潰すためには、
自己資本比率8%以下の銀行は、国際業務ができないという
新しい国際ルールを作ったりするわけです。
●こうした米国の戦略は、それ自体、良い悪いということではなく、
そうした国家であることを認識する必要があるということでしょう。
批判をする前に、
いかに対応するかを考える必要があるということです。
・アメリカという新帝国の強みは、情報メディアをしっかりと
握っていることだよ。そこから日本人を惑わすいろんな経済情報や
分析結果が流れていく。(p126)
●米国のストラテジスト(国家戦略専門家)が教えてくれる
アメリカ人の頭の中はすごいものでした。
アメリカに叩き潰されないことを祈りつつ、★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・本当のことを言えば、日本経済をこれだけ低迷させても
まだ円にしがみつく日本を、欧米の金融機関や機関投資家は
攻めあぐねている。つまり、日本人の円にしがみつく習性こそが、
日本を守る最後の砦になっているんだ(p128)
・【1】大幅な円安容認
【2】米国債の自由な売買
【3】ゼロ金利の解除
「この3つの政策を実行するだけで、日本経済の成長が始まる。(p134)
▼引用は、この本からです。
「ハゲタカは飛んでゆく」ラリー・S・ジュニア、実業之日本社(2003/1)¥900
【私の評価】★★★☆☆
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