【私の評価】★★★☆☆73点
●知識で知っていることと、実際にできることの差を
思い知らされるのは、子育てでしょう。
朝起きない
宿題をしない
部屋が汚い
ゲームばかりしている
兄弟ケンカばかりしている
こうした状態をより良い方向に導かなくてはならないのですが、
実際、結果が目の前にあるだけに、自分の指導力のなさに
がっくりくるものです。
●この本では、そうした悩める親のために、
ヘルプではなくサポートという視点で子育てをしようと
提唱しています。
・サポートは、人を「できる」存在ととらえて、そばで見守り、
よりよくなるために必要なときには手を貸すこと。
サポートこそが親の仕事なのです。(p24)
●つまり、「宿題をやれ」「明日の準備をしろ」というのではなく、
子どもが自発的に自分の行動を考えるようにしようという考え方です。
例えば、子どもが朝起きるのが遅いケースでは、
これから親は子どもを起こさないことを宣言し、
どうすれば自分で起きられるか相談に乗ることからはじめます。
・朝起こさないことからはじめよう・・・責任を教える
第一歩として、朝、一人で起きることからまかせてみませんか。
(p77)
●また、ダメな状況を怒るのではなく、ダメな状況が改善された
ときに褒めてあげるというテクニックを推奨しています。
これは先週ご紹介した「うまくやるための強化の原理」※の
手法と全く同じですね。
※「うまくやるための強化の原理」カレン・プライア
【私の評価】★★★★★
・1 親が望む子どもの具体的な言動がどれかを特定する
2 子どもがその言動をするのをひたすら待つ
3 その場面でプラスのメッセージを視線を合わせて伝える(p141)
●そうは分かっていても実際行動となると難しいのですが、
まずは知識を頭に入れることが先決です。
そういう意味で、お子さんのいる方には、必ず読んでいただきたいと
思います。大切なことが書いてある本です。★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・子どもが自分でしようとすることやしたいことを尊重せず、
親がヘルプすることはどんなに「子どものためを思って」
やっていることであれ、子どものためではありません。
それはヘルプをしている親自身のためです。(p32)
・「あなたのために」は子どもには愛とは伝わらない・・・
「お子さんは、自分が望んでいることをやっていますか?
それとも、お母さんが望んでいるとおりにやろうとして
頑張っているのでしょうか?」(p48)
・ダメなことは言えば言うほどダメになる・・・
親は子どもによく言います。「何度言えばわかるの」「言ったでしょ!」
ではここで実験です。・・・目を閉じて、あなたの子どもになってみて
ください。・・・目の前に、親のあなたがいます。・・・
子どものあなたに小言を言っています。(p133)
▼引用は、この本からです。
リヨン社
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親の心構えを説く本
子供という「人格を持つ個人」とどう付き合っていくか
子育てが楽になる
コーチングの垣根を越えたコミュニケーションの名著
この本を読んで【私の評価】★★★☆☆73点
■著者紹介・・・菅原 裕子
1952年生まれ。ワイズコミュニケーション代表取締役。
企業においてコーチングを利用したコンサルティングを行う。
仕事の現場で学んだ「育成」の手法を子育てに応用する
ハートフルコミュニケーションを提唱する。
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