【私の評価】★★★★★(90点)
●全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医。
独自の新谷食事健康法で、末期ガンでなければガンの再発率ゼロ。
約四十年の医療生活で、一度も死亡診断書を書いたことがない。
これを聞いて、興味をそそられない人はいないでしょう。
健康。これは誰もが心から欲しているものです。
●新谷食事健康法を見ていきます。
基本的には、食事は植物食を中心とします。
これは、ガン患者の食生活が、動物食をたくさんとっており、
その結果、腸相が悪くなっているという経験からきたものです。
・ガン患者の食歴を調べていくと、動物食(肉や魚、卵や牛乳など動物性の
食物)をたくさんとっていたことがわかりました。・・・そして、
どんなガンを発病した人も例外なく腸相が悪かったのです。(p83)
●植物食と動物食のバランスは85対15を推奨しています。
これは、人間の歯に肉食用の犬歯が1つしかないことから、
歯の比率と整合をとったものです。
・植物食と動物食のバランスは85(~90)対(10~)15
・全体としては、穀物を50%、野菜や果物を35~40%、
動物食は10~15%
・全体の50%を占める穀物は、精製していないものを選ぶ(p126)
●また、規則正しい生活が基本となります。
当然、タバコ、酒はご法度。
肉類、油物、乳製品も極力減らします。
・私の治療法は、まずガンに侵された部分を切除し、目に見えるガンが
一応取り除けたら、あとはその患者さんがガンになった原因と思われる
ものを排除していきます。・・・たばこやアルコールの習慣を断つことは
もちろん、肉類、牛乳、乳製品も四、五年は完全にやめてもらいます。
(p64)
●つまり、新谷食事健康法とは、人間の持っている免疫力を
最大限に生かすような生活、食事をするというものです。
・子供が親と同じ病気を発症しやすいのは、遺伝子として病気の原因を
受け継いだからではなく、病気の原因となった生活習慣を受け継いだ
結果なのです。(p143)
●特にガン治療については、切除するのはガンの部分だけと
最小限におさえているのに、
これで、ガンの再発率ゼロというのは驚異的です。
・新谷食事健康法でガンが再発しない理由・・・私は、大腸ガンの場合、
リンパ腺への転移を防ぐため、または目に見えないガンのために広範囲
にわたって腸間膜を切り取るということはしません。ガンを残すことよりも
リンパ腺をなくすことによるダメージのほうが大きいと考えるからです。
(p87)
●人間の免疫力を高めることが、ガンに対して
高い効果があることの証明でしょう。
●自分の経験から結論付けたところもあり、
科学的に証明できない部分については批判もあるでしょうが、
著者の30年以上の経験と実績には重いものがあります。
私は、まず食べ物をちゃんと噛むというところから
生活に取り入れていきたいと思います。
・私はいつも、ひとくちあたり30~50回はかむようにしていますが、
普通の食事ならそれで完全にドロドロになって自然にのどから入って
いきます。(p127)
●まず、<前日、蒔いた成功の種>に、「食事をよく噛む」を追加しました。
説得力のある本です。★5つとします。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・三十万例以上の胃腸を検査してきた、その膨大な臨床結果から、
私は「健康な人の胃腸は美しく、不健康な人の胃腸は美しくない」
・・・胃相、腸相にもっとも大きな影響を与えるのは、
食歴と生活習慣です。(p5)
・日本人の胃ガン発生率はアメリカ人の十倍・・・胃酸を薬で抑えて
しまうと、胃粘膜は萎縮してしまいます。胃粘膜の萎縮が進むと
胃ガンへと発展していくことは、すでにお話したとおりです。(p44)
・日本人は、とても気軽に「薬」を服用します。でも薬はすべて
基本的には体にとっては「毒」だということを覚えておいてください。
(p48)
・日本人の体に油ものは適さない・・・油は膵臓で分解消化されるのですが、
私の臨床データからいうと、日本人の膵臓の機能は古くから油ものを
食べてきた国の人と比べて弱いようです。(p100)
・じつは、牛乳ほど消化の悪い食物はないといっても過言ではありません。
・・・牛乳に含まれるタンパク質の約八割を占める「カゼイン」は、
胃に入るとすぐに固まってしまい、消化がとても悪いのです。(p69)
・乳ガンになる人は、コーヒーが好きで、牛乳、チーズ、ヨーグルト
といった乳製品をひんぱんにとり、肉食をしていることが
わかりました。(p205)
▼引用は、この本からです。
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伊達式食生活改善法と自己啓発書のミックスブック
自分で確認すればいい
何をするにもまずは健康管理
微生物の力で健康になれる?
食への関心が変わった【私の評価】★★★★★(90点)
■著者紹介・・・新谷 弘実(しんたに ひろみ)
1935年生まれ。大学卒業後、渡米し、胃腸内視鏡学のパイオニア
として活躍。世界で初めて、新谷式と呼ばれる大腸内視鏡の挿入法を
考案し、開腹手術することなく大腸内視鏡によるポリープ切除に成功
する。日米でおよそ30万例の胃腸内視鏡検査と9万例以上の
ポリープ切除術を行っている。
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