「千円札は拾うな」安田 佳生、サンマーク出版(2006/1)¥1,260

千円札は拾うな。
千円札は拾うな。
posted with amazlet on 06.08.01
安田 佳生
サンマーク出版 (2006/01/20)

【私の評価】★★★☆☆


■著者紹介・・・安田 佳生(やすだ よしお)

 1965年生まれ。オレゴン州立大学卒業。リクルートでの営業職を経て、
 90年ワイキューブ設立。主に中小企業を対象とした経営戦略立案、
 人材・営業コンサルティング事業を行う。
 


●25歳で起業した著者は、35歳のころ、倒産寸前にまで
 追い込まれます。

 明日までに六百万円、週末までに二千万円・・・
 著者は不眠症になったといいます。

 ・「借金も財産のうち」という言葉があるが、まさにそのとおりである。
  お金を貸してもらえるということは、とても大きな資本なのだ。
  雨の日に貸してくれないのなら、晴れた日に借りておけばいい。(p86)

●著者が自分を変え始めたのは、その頃だといいます。

 明日、倒産してしまうかもしれないという現実を見れば、
 いままでの自分を変えなくてはならないということが
 わかるわけです。

 ・幸か不幸か、私は追い込まれ、いろいろなものを捨てたおかげで
  成長できたと言える。しかし、いろいろなものを捨てた中で、
  いちばん捨てるのが難しかったもの、それが「自分」だった。(p33)

●仕事がうまくいかない、事業がうまくいかないというのは、
 社会情勢が原因の場合もあるでしょうが、
 その情勢に適していない自分にも原因があるはずです。

 そうした現実を素直にみとめ、
 自分の考え方を適切なものに変えていくことができれば、
 世の中はうまく回っていくようになるのでしょう。

 ・今の自分に合う服を着るのではなく、オシャレな服のほうに
  自分を合わせていくことが大事だとわかったからだ。(p141)

●自ら厳しい環境に身を置くのは難しいことですが、
 厳しい状況はけっして困ったことではない、
 自分の成長のためになるということが分かる一冊でした。

 サラリーマンにとってはレベルが高すぎるかもしれませんが、
 著者の社長としての経験から得た知恵は価値があると考えました。
 ★3つとします。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・自分の人生を納得できるものにするためには、常識や、他人や
  社会の基準に惑わされない自分自身の「軸」が必要なのである。
  そのためには、「明らかな答えのないもの」の答えを考え、
  自分の「軸」をはっきりさせることが、とても大切なのだ。(p90)


 ・わが社では、買いたいと言ってきたお客様の一割は必ず断ることを、
  社の方針として決めてしまった。・・・強いて定義するとすれば、
  「うるさい客」ということになるだろう。(p43)

▼引用は、この本からです。
「千円札は拾うな」安田 佳生、サンマーク出版(2006/1)¥1,260
【私の評価】★★★☆☆


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