■著者紹介・・・斎藤 一人
『銀座まるかん』創業者。1993年から毎年、
全国高額納税者番付(総合)10位以内にランクイン。
総合納税金額173億円。
●日本はこれだけ豊かなのに、
街を歩いている人の顔に笑顔がないのはどうしてでしょうか。
斎藤一人さんは、それは劣等感を持っているからだよ、
と言います。
●この「劣等感」とは何でしょうか。
それは、子どものころから親や先生から比較され、怒られ、
傷ついた心が、「私を認めてくれ」と叫んでいるようなものです。
・親がイライラしていると子どもをつっけんどんに扱ったりする。
そのときは怒りたいから怒っているだけなの。・・・
あなたの親はただ思いつきでやっているだけなの。ただそれだけ
なんだよ。だから劣等感を持つほどの問題じゃないんだよ。(p58)
●劣等感を持っているとすぐにわかるのは、自分のイライラを
怒ることで解消しようとする人です。
どこの会社でも見かけますね。
そして、ちょっとわかりにくいのは、
「あなたのためを思って言うけれど・・・」と言いながら、
ネチネチと小言や不満を言う人です。
・片方は、怒鳴ることによって人からエネルギーを取っている。
もう片方のほうは、ねちっと始まって、被害者を装いながら
相手の同情という形で、エネルギーを・・・
自分がいただいちゃうタイプがいるんです。(p94)
●この私も、大学までは、良い成績、良い大学、大企業への就職を
目指して突き進んでいたわけですから、他人の基準で
頑張っていたのです。
大学時代、何かを探しているように感じたのは、
実は、本来の自分が求めるものを探していたのかもしれません
●では、どうすれば、この劣等感を克服できるのでしょうか。
まずは自分の劣等感に気づくことだと一人さんは言います。
しかし、気づいただけでは、心の中にぽっかりと
大きな穴ができてしまい、またそこに劣等感が戻ってきます。
その空間を代わりに満たすものは、良いコトバ(言霊)
しかないと一人さんは断言します。そのコトバは、
「ついてる。うれしい。感謝しています。幸せ。ありがとう。」(p79)
こうした言葉です。
・「お母さんは、あんたのこと信じてるからね」・・・
その言葉には恐れがないの。劣等感とは恐れの連鎖なの。
(p106)
●人間の本質に迫るお話が聞ける素晴らしい一冊です。
深く考えさせられました。★5つとします。
斎藤一人さんのお話CD2枚付ですから、
家族と車で聞いてみてください。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・劣等感を持った者が出世すると、出世したから人は自分を
尊敬してくれると思うけど誰も尊敬しない。だから、
今度は飲み屋だとかいろいろな所へ行って威張るんだよ。(p44)
・ほめる気になればいくらでもほめられる。
けなす気になればいくらでもけなせるの。
自分をけなして生きたら地獄だよ。「自分のあら」を探す人は、
他人のあらを探すよ。・・まず自分が「私は私を尊敬しています・・」
だよ。(p113)
・死を考えるときに、人はまともな愛の道に戻れる(p119)
▼引用は、この本からです。
「地球が天国になる話」斎藤 一人、ロングセラーズ(2006/2)¥1,575
【私の評価】★★★★★(92点)
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