「佐賀のがばいばあちゃん」島田 洋七

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佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

【私の評価】 ★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です89点


●島田少年の父親は、広島の原爆の後遺症で、
 島田少年が生まれてすぐに亡くなりました。


 そのため、母一人で家族を養っていましたが、
 島田少年が小学二年生のときに、
 島田少年は、佐賀のばあちゃんに
 引き取られることになります。


●しかし、佐賀のばあちゃんも貧乏です。
 島田少年が剣道をしたいと言うと、


 「お金かかるんか?・・・
  じゃあ、やめときんしゃい」(p48)


 島田少年が、柔道をしたいと言うと、


 「タダか?・・・
  じゃあ、やめときんしゃい」(p49)


 結局、おばあちゃんの助言に従い、
 島田少年は、お金のかからないように、
 放課後、校庭を「走る」という
 スポーツに取り組みました。


 ・貧乏には二通りある。
  暗い貧乏と明るい貧乏
  うちは明るい貧乏だからよか。(p53)


●そして、島田少年にとって
 中学三年生の運動会がやってきました。


 毎年、島田少年は母親に
 「運動会を観に来てください」と
 手紙を書いていましたが、
 これまで来てくれたことはありません。


 しかし、なんと今年は
 観に来てくれるというのです!


●中学ので運動会のメインイベントは
 7kmのマラソンです。


 走ることが得意な島田少年も
 参加することになっています。


 運動会当日、母親はまだ来ていません。


 マラソンのスタートになっても、
 母親はまだ来ていません。


 マラソンが始まりました。


 島田少年はトップを走っています。


 そして、自分の家が近づいてきました。


●「母ちゃんいるかな」
 島田少年は顔を上げて走れません。


 そのとき、
 「昭広、頑張って!」
 島田少年の耳に、
 母親の大きな声が聞こえたのです。


 「かあちゃーん、速かろうが!
  勉強ばできんばってん、
  足は速かろうが!」


●笑い、泣ける一冊でした。


 どんな状況でも、楽しき生きることができる。


 学びの多い一冊です。★4つとしました。


PS:泣ける本に追加することにしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・佐賀のがばい(すごい)ばあちゃんの話を聞いてくれ!!
  幸せは、お金が決めるものじゃない。
  自分自身の、心のあり方で決まるんだ。(p9)


 ・「1と2ばっかりでごめんね」とばあちゃんに言うと、
  「大丈夫、大丈夫。足したら、5になる」と笑った。
  「通知表って足してもいいの?」と聞くと、
  今度は真顔で、
  「人生は総合力」と言い切った。(p150)


 ・「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
  「じゃあ回答用紙に、『私は日本人です』って書いとけ」
  ・・・が、俺は本当にこれを書いて、
  結果は・・・殴られた!(p145)


▼引用は、この本からです。

佐賀のがばいばあちゃん
島田 洋七
徳間書店 (2004/01)
売り上げランキング: 633
おすすめ度の平均: 4.87
4 ばあちゃんもかあちゃんも大好きだったんですね
5 暖かい人たちがいっぱい
5 作者で本を判断しちゃいけないんだ

【私の評価】 ★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です89点



■著者紹介・・・島田 洋七

 1950年生まれ。広島県生まれ。本名・徳永昭広。
 小学校・中学校時代を佐賀で過ごす。
 1975年、洋八と漫才コンビ「B&B」を組み、
 NHK漫才コンテスト最優秀新人賞受賞。
 1980年漫才ブームの立役者。


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