【私の評価】 ★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です89点
■著者紹介・・・島田 洋七
1950年生まれ。広島県生まれ。本名・徳永昭広。
小学校・中学校時代を佐賀で過ごす。
1975年、洋八と漫才コンビ「B&B」を組み、
NHK漫才コンテスト最優秀新人賞受賞。
1980年漫才ブームの立役者。
●島田少年の父親は、広島の原爆の後遺症で、
島田少年が生まれてすぐに亡くなりました。
そのため、母一人で家族を養っていましたが、
島田少年が小学二年生のときに、
島田少年は、佐賀のばあちゃんに引き取られることになります。
●しかし、佐賀のばあちゃんも貧乏です。
島田少年が剣道をしたいと言うと、
「お金かかるんか?・・・じゃあ、やめときんしゃい」(p48)
島田少年が、柔道をしたいと言うと
「タダか?・・・じゃあ、やめときんしゃい」(p49)
結局、おばあちゃんの助言に従い、
島田少年は、お金のかからないように、
放課後、校庭を「走る」というスポーツに取り組みました。
・貧乏には二通りある。
暗い貧乏と明るい貧乏。
うちは明るい貧乏だからよか。(p53)
●そして、島田少年が中学三年生の運動会がやってきました。
毎年、島田少年は母親に
「運動会を観に来てください」と手紙を書いていましたが、
これまで来てくれたことはありません。
しかし、なんと今年は観に来てくれるというのです!
●中学ので運動会のメインイベントは7kmのマラソンです。
走ることが得意な島田少年も参加することになっています。
運動会当日、母親はまだ来ていません。
マラソンのスタートになっても、母親はまだ来ていません。
マラソンが始まりました。
島田少年はトップを走っています。
そして、自分の家が近づいてきました。
●「母ちゃんいるかな」
島田少年は顔を上げて走れません。
そのとき、
「昭広、頑張って!」
島田少年の耳に、母親の大きな声が聞こえたのです。
「かあちゃーん、速かろうが!
勉強ばできんばってん、足は速かろうが!」
●笑い、泣ける一冊でした。
どんな状況でも、楽しき生きることができる。
学びの多い一冊です。★4つとしました。
PS:泣ける本に追加することにしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・佐賀のがばい(すごい)ばあちゃんの話を聞いてくれ!!
幸せは、お金が決めるものじゃない。
自分自身の、心のあり方で決まるんだ。(p9)
・「1と2ばっかりでごめんね」とばあちゃんに言うと、
「大丈夫、大丈夫。足したら、5になる」と笑った。
「通知表って足してもいいの?」と聞くと、今度は真顔で、
「人生は総合力」と言い切った。(p150)
・「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
「じゃあ回答用紙に、『私は日本人です』って書いとけ」
・・・が、俺は本当にこれを書いて、結果は・・・
殴られた!(p145)
▼引用は、この本からです。
徳間書店 (2004/01)
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ばあちゃんもかあちゃんも大好きだったんですね
暖かい人たちがいっぱい
作者で本を判断しちゃいけないんだ【私の評価】 ★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です89点
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