PHP研究所 (2004/10)
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2極化時代へ突入
素直に面白かった
「働く」を考え直す【私の評価】 ★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です
■著者紹介・・・堀 紘一
1945年生まれ。大学卒業後、読売新聞社経済部を経て、73年から
三菱商事に勤務。MBA取得後、ボストンコンサルティンググループ入社。
89年より同社社長。2000年、ベンチャー企業の支援を行うドリーム
インキュベータを設立。著書多数。
●読売新聞、三菱商事とサラリーマン経験を持つ著者が、
サラリーマンに贈る処世術です。
●大企業での勤務経験があるだけに、
サラリーマンの現実分析は適切です。
・サラリーマンの多くはバカではないから、ものごとがだいたい
どういうかたちで決まっていくか、十年も会社にいるうちに
自然に理解するようになる。具体的には、敵を作らない。
つまり、社内で戦わない。(p79)
●そうした事実は理解しながらも、
どうすれば、やりがいを持ち、実力をつけることができるのか、
というアドバイスがこの本には書かれてあるのです。
・いま大企業の社員である人にお勧めしたいのは、あなたの会社が
持っている子会社、なかでも誰も行きたがらないような赤字の子会社に、
なるべく若いうちに志願して行くことである。あなたが管理職ならば、
社長に立候補するべきである。(p149)
●企業に働くサラリーマン向けの本ですので、
自分が該当すると感じた方は、ぜひ読んでみてください。
・洋の東西を問わず、一流といわれる人の共通点は、本をよく読んでいることだ。
いま日本は出版不況で、本があまり売れないといわれている。ということは、
多くの人が本を読んでいないわけで、これは逆に考えるとチャンスなのである。
(p161)
●堀さんの本の中では、堀さんの【思い】が表面に出ていて良い部類に入る
と思いますので、★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・じつは、日本の大企業には妙な力学が働くことがままあり、・・・
華々しい活躍をした人、目立つ人ほど、意外と出世しないのである。
なぜなら、先輩に嫌われてしまうからである。(p23)
・デマを飛ばす人・・・だいたい噂話の出所は決まった社員である
ことが多いものだ。そういう人をみつけたら、注意する。
注意しても直らなかったら、どんなに業績を上げていても
辞めていただくというのが私の方針である。(p121)
・ユニ・チャームの創業者である高原慶一朗会長は有名なメモ魔である。
・・・「自分よりも年下の人間、地位の低い人、能力の劣る人、だれの
意見にも謙虚に耳を傾け、だれからも学ぶ姿勢を持つべきだ」(p236)
「会社が放り出したい人・1億積んでもほしい人」堀 紘一、PHP研究所(2004/10)¥1,470
【私の評価】 ★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です
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