光文社 (2005/05/17)
売り上げランキング: 1,586

ボーナスシーズンです。「資産運用」にとってとても大切なことが記されています。
銀行に行く前にこれを読め!
会社に確定拠出年金制度が導入された「にわか投資家」のあなたへ(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)
■著者紹介・・・吉本 佳生
1963年生まれ。大学卒業後、銀行勤務を経て、
名古屋市立大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。
大学や企業研修などで、金融、経済、ファイナンスなどの講義を行う。
●シ○ィバンクなどの外資系の銀行が参入してきてから、
「金利2%!(3ヶ月もの)」「米ドル定期7%!」などという
派手な広告を打つ銀行が増えてきました。
これは、【最初】の3ヶ月だけ金利が0.5%つくという商品で、
年間に直すと2%ですよと言っているだけなのです。
3ヶ月を過ぎると、当然、金利は元に戻ります。
・もちろん、1ヵ月もの円定期預金を年率表示のトリックで
有利なようにみせかけており、「1ヵ月もの」という文字も
小さくしか書かれていません。(p136)
●つまり、銀行というものは、基本的に資金調達も運用先も
それほど変わりませんので、派手な広告の裏には
ちゃんと秘密があるわけです。
例えば、外貨預金では、海外の高金利をPRしていますが、
しっかりと銀行は為替手数料を稼ぐのが狙いだったりします。
特に普通の銀行の為替手数料は、往復2円くらいと異常に高いので、
短期では、利子が為替手数料より安いなど笑えないこともあります。
(私は、外貨預金は為替手数料の安いソニーバンクを使っています。)
・特に注意すべき箇所・・・「円現金あるいは円預金口座から外貨定期預金
をお始めいただいたときに・・・適用されます」・・・と「円から外貨
に交換する際には、所定の手数料がかかります」の部分です。(p79)
●投資信託については、短期での売買を考えるならべつですが、
長期保有を考えるなら、毎年取られる信託報酬の小さいものを
選びましょう。
(私は、TOPIXを積み立てています。)
・信託報酬が年率1%を超える投資信託を買うと、よほどうまく運用
してくれるのでなければ、コスト負担が大きすぎて、リスクの割りに
不利なリターンしか得られないと覚悟すべきです。(p376)
●やや読みにくい本ですが、
投資信託、、外貨預金など金融商品を買おうと思うけど
ポイントがわからないという人には必須の一冊でしょう。
●401kなど年金も自己責任で運用する時代が来ています。
金融商品に不安な方にお勧めの一冊として★3つとしました。
「金融広告を読め」吉本 佳生、光文社(2005/5)¥1,260
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)
■関連書籍
・お金をふやす本当の常識山崎 元
・敗者のゲーム(新版)チャールズ・エリス
・ウォール街のランダム・ウォーカーB マルキール
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