「サンリオの奇跡」上前 淳一郎、角川書店(1982/4)

サンリオの奇跡
サンリオの奇跡
posted with amazlet on 06.04.07
上前 淳一郎
角川書店 (2000/00)


(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


●著者紹介・・・上前 淳一郎

 1934年生まれ。朝日新聞記者を経て、66年よりフリー。
  著書に『読むクスリ』『洞爺丸はなぜ沈んだか』など多数。

●1970年頃、イチゴのキャラクターをつけたコップやハンカチなどの
 ギフト商品を製造する会社がありました。年間売上げ5億円程度です。


●その会社の社長 辻信太郎は、当時
 この会社の年間売上げは、将来一千億を越え、一兆円どころか
 十兆円に届くかもしれないという話しています。

 ・私たちは決して、いわゆるキャラクターをただぺたぺたくっつけた
  商品を売っているわけではありません。要するにひとびとの、
  互いに仲よくなりたい、という気持ちを叶えることができるなら
  何でも対象にする。だからこの産業は前途無限です。(p71)


●この本が、発行された1982年の売り上げは500億円までに増加。


●そして、このギフト商品製造会社「サンリオ」の年間売上げは、
 数年前には1500億円まで上昇し、現在は1000億円程度となっています。
 一時、ハローキティのブームの反動で売上げが低迷しているようです。

 ・爆発的な人気を呼ぶ商品ほどサイクルが短く、後から出ていけば
  ブームがしぼんだとき在庫の山を抱えて身動きができなくなる
  ことを、知っていたからである。(p30)


●サンリオの創業時からの歴史がわかる本であり、
 ビジネスのヒントが得られるので、★2つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・間髪を入れず、ぱっ、ぱっ、といろんな話題をぶつけていけば、
  どんなことに相手が興味を持っているか、目の動きや表情の
  変化で読みとれる、ということがわかった。(辻伸太郎)(p22)


 ・会社ってのは、面白く楽しくなくちゃ駄目なんです。ネクタイ締めて
  真面目にきちんと座っていたって、たいした知恵が出るわけじゃない。
  それよりお互いにふざけあっているうちに、ひょうたんから駒が
  出るかもしれない。(辻伸太郎)(p152)

「サンリオの奇跡」上前 淳一郎、角川書店(1982/4) ¥315
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


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