かんき出版 (2004/06)
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一般論が主題で 初心者にはわかりにくい
金で買えないものは無い
「資本の意思」を知る男の投資哲学がわかる!(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)
●著者紹介・・・増田 俊男
1938年生まれ。大学卒業後、渡米して事業展開し成功。
現在、時事評論家、サンラ国際信託銀行会長。
●この本でいう大金持ちになる3原則とは、
・お金の心を知る
・時の流れを読む
・ハイリスク商品をローリスク化する
です。
●お金の心を知る、ハイリスク商品のローリスク化については、
他の多くの本に書かれてありますので、この本の強みは、
なんといっても「時の流れを読む」でしょう。
●「時の流れを読む」秘訣は、
ドルという基軸通貨を持ち、最大の軍事国家である
アメリカの心を知るということです。
・お金儲けをしたい人はまず、アメリカがどうやって世界経済の
覇者になったのか、過去のやり方を知り、そこから将来に
わたって覇権を維持するために、どう動くかを予測できる
ようにならなくてはいけない。(p67)
●日本の株価については、株価を吊り上げることで、
日本の内需が拡大し、アメリカ経済に良い影響を与える。
さらに、構造改革の名のもとに、アメリカは日本の優良企業を
買収していくというシナリオを予想しています。
2004年に書かれた本ですが、今、書かれた本のように
ぴたりと予想が当たっていますね。
●この本を読むと、テレビや新聞は、
いかに国民に事実を知らせないように努力しているのではないか
とさえ思ってしまいます。
・かの「悪の枢軸」-イラン、イラク、北朝鮮はすべて、
ユーロ決済に動き出した国ばかり。脅威はテロではなく、
ドルに対する脅威だったのである。(p98)
●やはり、世界は「金」と「軍事力」で動いています。
その現実を直視すれば、投資においても、
ビジネスにおいても大きな間違いが少なくなるのではないでしょうか。
・いまなお、戦争がなくならないのは、お金に象徴される「欲」と、
支配を誇示するための「力」、その二つが世界を動かすという
現実があるからだ。(p64)
●マスコミと違った視点で世界を考える
きっかけとなる一冊ということで、★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・アメリカのやり方は「世界のお金を自国に一極集中させて
経済的大繁栄を築く」→「・・・時期を見て自国の債権を
暴落させる」→「戦争を起こして、世界がアメリカの軍事力に
頼らざるをえない状況をつくりだす」ことの繰り返しである。(p88)
・本当のお金儲けの極意は、たとえば「損は十パーセントに止める」
という具合に、予め損失率の目標設定をして、投資活動を行う
ことにある。(p42)
・株式欄で「売り」だの「買い」だのと書かれる情報は、
「売り」ならば「買い」、「買い」ならば「売り」と
読むのが賢明な投資家と言えよう。(p145)
「大金持ちになる最強の3原則」増田 俊男、かんき出版(2004/6)¥1,680
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)
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