「成功の法則―松下幸之助はなぜ成功したのか」江口 克彦

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成功の法則―松下幸之助はなぜ成功したのか (PHP文庫)

(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(93点)


●PHP研究所の秘書から経営者となるまでの22年間、
 著者は松下幸之助のもとで働いてきました。


 その22年間は、朝4時に松下から電話がかかってくる。
 夜中に電話がかかってきていま、すぐ来いと言う。


 土曜日曜もなく、夜はしばしば松下幸之助と食事を共にし、
 10時、11時まで過ごすというすごい生活です。


●しかし、著者は、辛いこと、苦しいことはなかった。
 むしろ楽しい22年間だったといいます。
 それは、松下幸之助との仕事は、
 感動の連続であったからです。


 ・「ああ、江口君か、わしやけどな。
   夜遅く電話をしてすまんな。
   けどな、わし、君の声を聞きたかったんや。
   君の声を聞いたら、元気が出るんや」(p40)


●江口氏の語る松下幸之助のエピソードに、
 いちいち私が感動してしまうのですから、
 その現場にいた江口氏の感動は、
 よほどのものであったのでしょう。


●思わず、その松下幸之助の世界に
 入り込んだような気持ちになる一冊です。


 ・叱るときには、本気で叱らんと部下は可哀想やで。
  策でもって叱ってはあかんよ。
  けど、いつでも、人間は偉大な存在である
  という考えを根底に持っておらんとね(松下)(p170)


●数多くのエピソードに、
 松下幸之助がそばにいるような感覚さえ
 おぼえる心からお勧めの名著として★5つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・「きみ、風の音を聞いても
   悟る人がおるわなあ」(松下)(p22)


 ・衆知を集めないというのは、言ってみれば、
  自分の財産は自分が持っている時だけしかないと
  思っている人と同じやね。少しひらけた人なら・・・
  全世界は自分のものだと思っている。
  しかし全部自分で持っているのはめんどうだから
  預けておこう、というようなもんやな。(松下)(p48)


 ・松下は、自分の言葉で、謙虚に話していた。
  それだからこそ多くの人が感動したのだと思う・・・
  人間は、相手が自分を本質的にどう捉えているか
  ということを、正確に察知する。(p179)


成功の法則―松下幸之助はなぜ成功したのか (PHP文庫)
江口 克彦
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(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(93点)



●著者紹介・・・江口 克彦

 1940年生まれ。大学卒業後、松下電器に入社。その後PHP研究所。
 1976年より経営を任され、1994年より副社長に就任。


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