「藤巻流「私の個人資産」運用法」藤巻 健史、講談社(2002/5)

直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法
藤巻 健史
講談社 (2005/11/22)

(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


●著者紹介・・・藤巻 健史

 1950年生まれ。74年大学卒業後、三井信託銀行入行。
 85年モルガン銀行に入行。資金為替部長、東京支店長等を歴任し、
 銀行の自己売買取引で巨額の利益を上げ、「伝説のトレーダー」
 と呼ばれる。2000年退行後、(株)フジマキ・ジャパンを設立。


●藤巻さんの投資法は、大きな市場の流れに投資するというものです。
 第一の視点は、日本の財政赤字から、将来のインフレを予想しています。

 ・財政の累積赤字の額を考えると、日本は好むと好まざるとにかかわらず、
  相当なインフレを必要としている。(p137)


●政府はインフレを引き起こすために、超低金利政策を行っています。
 まず、それを利用して長期固定金利で資金を調達します。

 ・これだけの超低金利であるからこそ、長期固定金利で借金をする
  絶好のチャンスだと私は思うのだ。(p111)


●そして、その資金でインフレに強い国内の不動産、
 そして日本のインフレにより相対的に強くなると予想される外貨、
 つまり、米国株などに投資しているそうです。


●日本政府は大きな借金を背負って、それをなんとかインフレにより
 チャラにしようとしているわけですから、
 自分が借金をしてもチャラになる可能性が高いわけですね。


●これからマンションでも買おうかなと
 考えている人には、背中を押してくれるような本ですが、
 基本的には自己責任ですので、よくよく考えて投資しましょう。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・円が強くなったおかげで、ハワイが、熱海とほぼ同様の
  値段で行けるなら、ハワイに行くのも道理である。(p62)


 ・「『所得水準』ではなく『資産価格』が個人消費を決める」
  と思っているのである。(p38)


「藤巻流「私の個人資産」運用法」
藤巻 健史、講談社(2002/5)¥1,470
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


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このページは、本のソムリエが2006年2月14日 13:48に書いたブログ記事です。

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