「はじめの一歩を踏み出そう」マイケル・E・ガーバー

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はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(93点)


●この本は、お店の運営に
 疲れきっている女性のお話から
 始まります。


 いわゆる自分で何でもやりたがる起業家の
 陥りやすいパターンの典型だからでしょう。


 ・あなたは上司から逃げるために起業したのに、
  今度は事業そのものが上司として、
  あなたを管理しているという
  皮肉な状況に陥ってしまう。(p46)


●著者は、
 すべて自分でやろうとする職人タイプの人は
 起業してはいけない!
 と断言しています。


 つまり、経営者の仕事とは、
 作業を行うことではなく、
 仕事の仕組みを作り、
 人にやってもらうことだからです。


 ・職人タイプの人は、
  他の人が経営する会社で働くべきであって、
  決して自分で会社を立ち上げるべきじゃない。


●そして、仕事の仕組みとは
 マニュアルであると断言しています。


 マニュアル(システム)こそが、
 起業のサービスを規定しているのです。


 ・「事業のパッケージ化」は、
  会社の大きさに関係なく威力を
  発揮するという性質をもっている。(p94)


●実は、私はこの本を半年前に読んでいたのですが、
 このマニュアルを重視する考え方を消化しきれず、
 本書を今日までご紹介していませんでした。


 しかし、
 やはり、マニュアル(のようなもの)は必要である
 という考えに落ち着きました。


 それは、まずトヨタが海外に工場を作ろうとしたとき、
 まず、トヨタウェイを文書化したという事実。


 また、仕事の仕組みを売って事業を拡大しようとした場合、
 仕事のパッケージ化は避けて通れないと
 理解したからです。


 ・ライバルとの差別化をするのは、システムなんだ。
  システムがなければ、安定した商品やサービスを
  提供することはできない(p201)


●起業家や、自社の事業を拡大していこうする人に
 必須の一冊だと確信しました。★5つとします。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・どんな事業にも選択肢は成長するか、
  縮小するかの二つしかない。・・・
  いろいろな問題が起きてくると、
  職人タイプの経営者はそれを解決することを
  あきらめて縮小させてしまう。・・・
  そして『事業を縮小する』会社は、
  死を迎えることになる。(p76)


 ・店を出た私は、もうあの店には行くまい、と
  決心していた。
  それはカットのせいではない。・・・
  それは、毎回のサービスに
  一貫性がなかったということである。(p120)


 ・お客さんにアンケートをすれば、彼らの住所がわかるよね?
  地図に書き込んでみると特定のエリアに集中するはずだから、
  それをきみのお店の商圏と考えるんだ。
  おまけにアンケートからは、特定の性別や年齢、
  趣味の人が多いこともわかるはずだから、
  商圏の中に住む人でも、現在の顧客に近い属性の人たちの
  リストを買えばいいんだよ(p213)
  (※米国では名簿の売買が頻繁に行われている)
  

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
マイケル・E. ガーバー
世界文化社
売り上げランキング: 2298
おすすめ度の平均: 4.5
5 起業をめざす人に「一度読んでみては?」と渡せる本。
5 スモールビジネスから起業しようと志す人は必ず読んで欲しい。
5 子供にもわかる起業術 !
5 内容が具体的で、鮮明にイメージできる
5 コンパクトでわかりやすく続編をよみたくなる

(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(93点)


●著者紹介・・・マイケル・E・ガーバー

 スモールビジネス向けの経営コンサルタント会社
 E-Myth Worldwideの創業者。
 25000社以上のアドバイスを行う。
 本書は起業家養成講座の研修用テキストとして活用されている。


読んでいただきありがとうございました!

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