同文書院 (1997/04)
売り上げランキング: 942,355
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)
●著者紹介・・・斉藤 啓一
1960年生まれ。哲学・神秘思想の研究者。著書、講演、セミナー多数。
●実は中学校のころから、私はギリシャ哲学に興味がありました。しかし、
読む本、読む本すべてが、難しく、分かりにくく、どうも理解できません。
しかし、この本を読んで、ギリシャ哲学のアウトラインが見えてきたような
気がしました。
・プラトンは、師のそんな生きざまの根底に潜む、ある哲学的な理念を
見い出したのである。それが、後に紹介する「イデア説」なるもので
ある。プラトンは、この考え方を、・・・ただのおっさんソクラテス
を、“哲学者ソクラテス”に加工したというわけなのだ。(p82)
●本当に理解している人は、わかりやすく説明できる人だといわれますが、
そういう意味で著者の斉藤 啓一さんは哲学をよく知っている人なので
しょう。
●分かりやすさは最高ですが、もう少し突っ込んでほしかったような気が
しますので、★2つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・死は、あらゆる災厄のなかでもっとも恐ろしいものとされているが、
実は何でもないのである。なぜなら、われわれが生きて存在している
ときには、死はわれわれのところにはないし、死が実際にわれわれの
ところにやってきたときには、われわれはもはや存在していないから
である。(エピクロス)(p147)
・「人間など、知恵を持つことはできないのだ」・・・ソクラテスは、
知恵が得られるかどうかよりも、知恵を愛し求めていくこと、その
こと自体に価値があるのだと、こういっているのだ。(p89)
「よくわかるギリシア哲学」斉藤 啓一、同文書院(2003/06)¥1,365
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)
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