(評価:★★★★☆)88点
●経営者でありながら、大個人投資家である竹田和平さんの投資の考え方を
生活経済アナリストの水澤 潤さんがまとめた一冊です。
考え方はいわゆるバリュー株、つまり割安株を買い、良い会社であるかぎり
保持しましょうというウォーレン・バフェット流です。ただ、それを竹田風
に理解すると大旦那投資ということなのでしょう。
・頑張っている会社を応援したいと思ったのです。大旦那が番頭にお金
を出してあげて、この金で自由に仕事をしなさい、金を返す心配なんか
しなくていいよというのが株式会社というものの本来の姿でしょう。
(p134)
●全体に、竹田和平さんのお話はわかりやすいものです。中学生でもわかる
でしょう。まるで斉藤一人さんの話を聞いているような感覚に陥りました。
・村の庄屋さんや名主さんは、いちいち土地の値動きなんか気にしない
でしょう。株主というのは、現代の名主や庄屋だと思うのです。株の
一株一株が、一枚一枚の田んぼです。(p147)
●投資の王道ともいえるバリュー株投資の考え方を、日本人の感覚でわかり
やすく教えてくれる良書だと思います。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・上がってよし、下がってよしの株価かな、ですよ。株価が上がれば単純に
嬉しいけど、下がれば買い増しのチャンスですから、それもまた嬉しいの
です。焦る必要はない。優良な企業が相手なのですから(p92)
・ぼくの会社に十分に資本が蓄積されて来ると、自分であれこれ新規事業
で冒険するよりも、株を買って傘下に入れたほうが楽で早くておもしろ
いな、と思うようになりましたね。(p116)
・経営者がお役所感覚だったり、天下り感覚だったりするような会社には、
ぜったいに投資してはダメだなと実感しましたね。(p118)
・ぼくは、自由市場を相手にしている人は信用するんです。市場で生きて
いる人が市場に見放されたら、自分を変えるしか方法はないからです。
・・・だけど税金を食って生きている人たちは、自分を変えるという
発想がまったく欠落しています。自分を変えずに回りを変えようとばか
りする。その結果が積もり積もって七百兆円の借金の山になったので
しょう。(p145)
自由國民社
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手頃な入門書
竹田和平さんに学ぶ株式投資・ビジネスの教訓
大貧民ゲームの勝ち抜け方
人生哲学がここにある
竹田和平さんの話(評価:★★★★☆)88点
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