致知出版社 (2005/01)

良すぎです!!絶対読むべきです。
今に生きる「啓発録」(評価:★★☆☆☆)
●副題が「橋本佐内『啓発録』を読む」なのですが、内容としては、石川さん
の経験談だけで十分な一冊でした。
・母は、私にこう語りました。「洋が大きくなって社会に出て、多少なり
とも責任のある仕事をすれば、必ずぶつかるカベがある。いま私が、
明日食べる米がないからといって愚痴をいったら、お前はそのときに
必ず愚痴をいうだろう。だから私はね、明日食べる米がなくても、けっ
して愚痴はいわないよ」(p27)
●人間というものは、その立場にならないとわからないもので、そのときに
なって、やっと両親、先輩の言葉が意味を持ってくるのです。
・中学三年生の頃に手がけたクリーン班の仕事が行き詰ったとき、働くと
いうのは自分のためだよ、誰のためでもない、という祖母の言葉に励ま
され、見事にその仕事をやり遂げる。(p95)
●昔は、子どもが祖父母と一緒に生活していましたので、人生の知恵を
祖父母から教えてもらうことができたという大きなメリットがあったのは
事実でしょう。
・祖母に学んだ人生の意義 宮古農林高校一年 崎原克枝
「この世は誰しも、ある『役』をつとめなければならない舞台である。」
(p89)
●最近は核家族化で、祖父母と接する機会がすくないのですが、やはり
三世代一緒に住むというメリットにも目を向ける必要があるのかも
しれません。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・これまで変わり者といわれ、誰も相手にしてくれなかった私・・・を天
香師は「大切なことだよ」とおっしゃってくれた。そして天香師は・・・
「人間は偉い人間にならなくてもいい。立派な人間にならなくてもいい。
人のお役に立つ人間になることである」(p34)
・遅れてもいい
寝ているうさぎさんを
起こしてあげられる
かめさんに私はなりたい(p105)
・反省+反省=0(ゼロ)、反省+実行=前進、反省+実行+謙虚=円熟
という、生徒指導部のY先生の話には、とても含蓄があります。(p115)
・「無駄な努力」があってこそ、人生の道が開ける(p128)
「君よ、志を持って生きてみないか」石川 洋、致知出版社(2005/01)¥1,575
(評価:★★☆☆☆)
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