「成功の教科書 熱血!原田塾のすべて」原田 隆史
2005/07/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
●公立中学校からスポーツで
日本一となるというのは、
普通ありえないでしょう。
しかし、それを達成した人がいます。
そして、その人は「成功は技術」
と言い切っています。
・成功が才能や素質で決まるものだとしたら、スポーツの推薦制度のない公立中学校から次々に日本一が出るわけがありません。しかも生徒たちが"予告優勝"するわけですから、運や偶然の結果でもありません。答えは簡単です。成功は「技術」なのです。(p9)
●この本は、日本一の選手を作り出した手法を
一冊にまとめたものですが、
前著の「カリスマ体育教師の常勝教育」と
ほぼ同じ内容となっています。
内容がより体系的になっている
という印象でした。
●「カリスマ・・・」を読んで私も
長期目標設定用紙を作ってみましたが、
私の場合はフランクリン・プランナーでの
目標設定のほうが性に合っているようで、
今は使っていません。
著者も、この本に書かれた内容を指導者なしで
継続していくのは難しいとわかったのか、
携帯を利用した「目標達成サポートシステム」
(年5500円)を開発しています。
携帯に自分の設定した目標が
メールされてくるという仕組みです。
●いずれにしろ、自分の目標を考える時間を持つ、
徹底的に目標を深層心理に着き込むということでは、
どの成功本も似たようなものです。
色々試してみて
自分が継続できるものをやっていくのが
いいのではないでしょうか。
・生徒たちにまず「日本一になる」と決めさせ、そのために必要なことを考え、とにかくやり切る、やらせ切るとう指導をしました。その結果、3年目からは日本一の選手が次々に生まれるようになりました。(p18)
●細かい技術で、参考になったものがありましたので、
星3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・小さな成功を積み重ねることで、「成功の技術」がだんだんに身についてくると、人生が楽しくなってきます。成功は、充実感、達成感、満足感を生みます。(p21)
・〔予想される問題点〕の洗い出しが終わったら、それぞれの問題にについて、その答えである〔解決策〕もあわせて見つけておきます。〔過去の分析〕の結果をもとに危機管理をしておくわけです。(p99)
・元気が出る動作・言葉を決める(p147)
・最も大切なのは心を満たす無形の目標=人格目標・道徳目標(p155)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★☆☆(78点)
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