(評価:★★★★☆)81点
●葬儀の当事者になることなど、仕事が総務でなければあまりないでしょう。
一般的には30年に1回程度だそうです。しかし、人の死は必ずやって
くるものですから、そのときに、考えようとしても、慌てふためいて
適切な対応ができない場合が多いようです。
●そうしたときに、このようなマニュアル本が必要となるわけですが、
この本は監修者の二村祐輔さんの「葬儀を考えることは、自分の人生
を考えることだよ」という思いが伝わってくる内容になっています。
私もこの本を読んで、両親と話し合おうと思いました。
・自分の終焉について真剣に考えることは、今から自分がどう生きてい
ったらいいかの、"道しるべ"につながると思うのです。(p6)
●このような本をきっかけに、事前に話し合いが持てれば、家族で葬儀への
共通認識を持つことができれば、葬儀自体の失敗が避けられると思うの
です。
・どんな葬儀をするにしても、家族とよく話し合い、コンセンサスを得て
おくことが大事です。(p30)
●さらに、おまけの効用として無知のためにムダなお金を使うこともなく
なるのです。
・病院や警察の「提携業者」というだけで信用し、契約してはいけない。
(p19)
●人生最後の時を考えるきっかけとして、そして、失敗葬儀を避けるためにも
ぜひお奨めする一冊です。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・葬家として、きちんと通夜ぶるまいをしたいと思うなら、そちらに
費用をかけて返礼品はやめる(飲食を辞退した人だけに渡す)、通夜
ぶるまいをしないなら、少々凝った返礼品を渡す。できれば、こうした
工夫も必要かもしれません。(p97)
集英社 (2004/09)
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