●人によって「物の見方」は異なります。私は、より大きな「物の見方」を
する人がより偉いのだと考えています。
・とりわけ成長経済の最中にあった日本と台湾で、同じように株価と
地価の上昇につき合ったので、「投資は発展途上国で、生産は通貨
の弱い国で」という原則にたどり着きました。(p193)
●つまり、自分の経験からより大きな見方をして、高い視点からの
教訓を得ていく人が偉いということです。
・今は景気の変動は世界的なスケール、地球的な規模になってきました。
(p73)
●仕事や商売で苦労していれば、小さな成功、失敗があるでしょう。その
ような小事も大切ですが、より大きな流れも意識してみると、その流れ
が見えてくる人がいるようです。
・成長株は発展途上国にあるもので、日本のような成熟化社会には滅多
に見当たらないものです。(p169)
●現実を直視し、大きな流れを考えてみる。こういうことのできる人
になってみたいものです。
・「同じ柳の下にドジョウは三匹いる」と言いますが、三匹目は取り逃が
すことはあっても、二匹目は必ず取れます。東急が大企業になったこと
がこのことを証明しています。(p112)
●この本では、邱 永漢先生の大きな「世の中の見方」を知ることができ
ますので、そういう大きい「本の見方」でこの本を読まれるといいのでは
ないでしょうか。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私はこれまで多くの経営者の方にお会いしてきましたが、成功者に
数えられる人は揃いも揃ってせっかちです。(p135)
・アジアでこうした引き抜きを防ぐには、「この人と一緒にいることが
自分にとってはいちばん得だ」ということを相手に理解させる以外に
ありません。(p146)
(評価:★★★☆☆)74点
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