「「儲け」を生みだす「悦び」の方程式 ―見える人にしか見えない商売繁盛の「仕組み」とは」小阪裕司
2004/11/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
評価の難しい本でした。
この本を読んで、お客様に買ってもらうためには、「仕組み」が大切なことはよくわかりました。その「仕組み」のキーポイントが、お客様の「悦び」なのです。お客様の感情を動かして、悦んでもらう。これを誰でもできるように、仕組み化するのです。
・「仕組み」とは「商品を売る仕組み」のことではなく、「人を動かす仕組み」のことでした。(p253)
ただ、この「仕組み」は、仕事の種類や、やっている人の個性により変わるべきものですから、あなただけのための答えはこの本にはありません。それは、読者のあなたが考えるべきことです。
あなたにヒントを与える本という意味では価値があり、答えを求める人にとっては価値がないと言える本でしょう。私、個人としては、いくつかの気付き、考えるきっかけになった良い本となりました。
お客に買う理由を説明して教育するように書いてあります。読者のみなさんは、この文章を読んで、この本を買う理由がわかったでしょうか。
この本で私が共感した名言
・お客に買う理由を、わかりやすくちゃんと教えてあげなければいけない(p34)
・「ディズニーランドは子供だけを相手に作っているのではない。人はいつから子供でなくなるというのかね?」(ウォルト・ディズニー)(p222)
【私の評価】★★★☆☆(76点)
著者経歴
小阪 祐司(こさか ゆうじ)・・・大学卒業後、大手小売業、イベントプランナーを経て、「オラクルひと・しくみ研究所」を設立。2000年「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。現在、約1600社が参加している。
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