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「成功する人の話し方―会話力でチャンスをつかむ53の具体例」中谷彰宏

2004/06/05公開 更新
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成功する人の話し方―会話力でチャンスをつかむ53の具体例


【私の評価】★★★☆☆(75点)


要約と感想レビュー

 最近買ったICレコーダーで自分の話を録音して聞きなおしました。最低ですね。暗い。早口。語尾が不明確。自分の未熟さを痛感しました。発見した欠点は改善していきます。


 今日の本は、そういう話し方が不得手な私にぴったりの本です。具体的な例が入っていて好感が持てました。


 例えば、聞いている人が表面上反応しなくても、心の中でどう反応しているのか考えながら話すとか、退屈な話はできるだけカットするというもの。やはり多くの人の前で話をするときは、退屈せずに聞いてもらいたいもの。自分で工夫するしかないのです。


 この本の内容を活用して話し方の練習を続けていきます。どうなるでしょうか。自分に期待します。


この本で私が共感した名言

・スピーチのうまい人は、聞いている人たちの頭の中に浮かんでいる無言の返事を受けながら、ゆっくりと次の言葉を話しているのです。(p7)


<スピーチのうまい人は、余裕がありますよね。それは何だろう?と考えると、聞いている人をよく見ていて、反応を見ながら話を組み立てているような気がするのです。>


・退屈な話が1つあるだけで聞き手は離れてしまう。・・・「ここはだるそうな部分だ」と気づいたら、思いきってカットしましょう。(p20)


<確かに、はじめは面白い話でも、いったん興味のない話題になると話の途中で寝ちゃうことがあります。>


・「ありがとうね」「頑張ってくれているね」「助かっているよ」「すごいよね」というリーダーの一言が最高の報酬になります。(p79)


<ほんとにそうですよね。逆にちょっとした配慮のなさで士気を落としてしまうこともあります。恐ろしい>


・高塚さんは、「僕は、ほかの誰かにほめられるよりも、中谷さんにほめられるのが一番うれしい」と切り返してきます。(p116)


<高塚猛氏、恐るべし>


・「これいいね」ではなく、「いいの、見つけたね」(p118)


<物ではなく、人を褒めるということですね>


・「このあいだの話、面白かったですね」と、最初に言おう。(p131)


<話題を相手中心に展開していくのが大切ですね。>


成功する人の話し方―会話力でチャンスをつかむ53の具体例
中谷 彰宏
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★☆☆(75点)



著者経歴

 中谷 彰浩(なかたに あきひろ)・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。


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