「ラストホープ」福島孝徳

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ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医

(評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう。)95点


●この本は昨日の夜、手にしてから、
 私らしくもなく睡眠時間を減らして読んだ本です。


 なぜなら、
 「早くみなさんにお伝えしたい!」
 と思ったからです。


 横になっても、
 少し興奮して考えていました。

 「すごい日本人がいるものだ、
  どうやって、みなさんに伝えよう、
  どうすればこの本を買ってくれるだろう?」


●普通、脳神経外科医は
 手術をどれくらいするのでしょうか。


 週1,2回だそうです。
 福島孝徳先生は年900回です。


 桁違いです。


 これだけの手術をして、少し後遺症がでる確率は
 普通の医者の五分の一なのですから
 その技術は世界一といえます。


●これだけの手術数をこなすために、
 朝8時から夜11時まで手術をするのは
 たいへんなことです。


 福島さんは患者からの感謝の言葉、笑顔が
 自分を動かすのだといいます。


 「すべては患者さんのため。」
 なのです。


●このような人が日本人にいることをうれしく思うとともに、
 福島さんが本当のプロになったのは
 アメリカに行ってからなのです。


 優秀な人を潰してしまう日本の仕組みが
 少し怖くなりました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・神の手を持っていないからこそ、手術の時に祈るんです。
 「神様、どうかこの人を救ってください」
 「どうか、私にこの人を救う力を貸してください」とね。(p12)


<リンカーンは夜、自分にこの状況に対応できる能力をお与えください、
 と祈っていたといいます。力を最後まで徹底的に努力した人は、
 最後に祈るようです。どうか神様、私に力を貸してくださいと。>


・私はね、自分の技術とか力に絶対の自信を持っています。
 だから、私が手術をすることで少しでも良くなる人がいたら、
 どこにだって行く。・・・だけど、
 結局いくつかの病院以外では声をかけてこない。(p42)


<患者より自分のメンツが大切な病院が、
 まだまだたくさんあるようです。>


・アメリカでは年間、GNPの約十五%が
 医療費として医療機関に支払われています。
 ところが日本はGNPの七%しか払われていない。・・・
 医療に真剣に携わっている人たちが、
 その労働や努力に見合うだけの報酬を
 得ていないのだとしたら、どうなると思います?(p47)


<医師会は悪いイメージがありますが、
 もう少し医療費を増やしてもいいのかなと感じました>


・若い人にいつも言うのは、・・・私の持っているものは、
 すべて教えるので、少なくとも私と同じか、
 私よりうまい手術ができなければいけないということです。
 私の言ったことはすべて取り入れ、よく聞いたうえで、
 疑問に思ったり、もっと良い方法があったら教えてください。
 私はいつでもあなたたちから学ぶ準備が
 できていますと言っています。(p53)


<恐るべき学ぼうとする姿勢ですね。
 これも、すべては患者さんのためにです>


・私は常々思うんです。医師という仕事ほど適正というものが
 厳しく問われるべき職業はない、と。
 とりわけ外科部門は患者さんの身体にメスを入れるわけです。
 患者さんの生命の危機、リスクがいつも隣り合わせにある仕事です。
 「誰でも彼でもなれちゃう」状況でいいはずもない。
 「臨床経験をろくに問われずに医師になれる」ことが
 許されていいはずがないのです。(p196)


<日本では医学部を出れば、誰でも彼でも医師になれるのです>


・そうした害悪の根源が閉鎖的かつ封建的な医局主義にあります。
 患者さんを治すことよりも、自分たちの名誉やメンツを重んじる。
 若手育成においても本人の技量や成果より、
 上に対する従順さや、世渡りのうまさで人材登用がなされる
結果、
 優秀な若い医師たちが埋もれていってしまう。
 そうした結果、損失を被るのはいつも患者さんたち、
 という現実が今も続いています。(p199)


・確かに日本の医療の世界には歪みや害毒が無数にある。
 だけれど、今すぐにだってできることはあるんです。
 少なくとも「自分はどこで誰に何を学びたいか」を
 選ぶことはできるはずだし、
 それを行動に移すことができるはずです。
 私で役に立てることがあるなら協力します。
 どうか、人に頼らず、人を活用して、
 自分を高めようという志を実現するべく
 行動を起こしてください
。(p206)


<まず、自分ができることを考え、実行していくとうことですね。
 他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる、ですね>


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5 医は仁術なり
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5 ただの「すごい脳外科の話し」におさまらない、素晴らしい本。

(評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう。)95点



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