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「巨富を築く人、誰でも活用できるそのテクニック」ナポレオン・ヒル

2004/04/12公開 更新
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巨富を築く人、誰でも活用できるそのテクニック―カーネギーの個人授業 (前編)カーネギーの個人授業 巨富を築く人、誰でも活用できるそのテクニック〈後編〉


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

●この本でナポレオン・ヒルが
 大富豪アンドリュー・カーネギーに
 成功法則をインタービューしたのが、
 なんと1908年、一世紀前です。


 そして、その成功の法則が今でも、
 ほとんど通用するものであるのに驚きました。


 現在、発行されている本と同じことが
 書いてあるのです。


●百年も前に成功法則が明らかになっているのに、
 現在でも成功する人と
 悩み苦しんでいる人がいます。


 1回の飲み会程度のお金と時間で、
 その叡智を知ることができるのに、
 多くの人は読むことより飲むことを
 優先しているように見えます。


この本で私が共感した名言

・成功する人はつとめて本を読むものだよ。そして、自分の仕事に関わりのある重要なことがらを、先人の経験から学ぶようにするんだ。(前p53)


・人々に必要なのは金銭の贈与ではなく、自己決定ができるようになるための知識という贈り物だ。(後p95)


・自己訓練を積めば、どんな失敗でも一時的な経験にすぎないとみなし、さらに努力を促すための挑戦として受けとめられるようになる。(後p107)


・「プラスアルファの努力」を習慣とし、人間関係では「黄金律※」に従うような人がいれば、世の中が放っておくはずがない。(後p150)


※黄金律:キリストが山上で行った垂訓の一つ。「自分がしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたがまず人にしなさい」


・政府は産業に独占が生じることを防がなくてはならないが、それによって、産業の競争相手になってはいけない。また、政府は産業に過重な税を課すべきではないし、個人のイニシアティヴや蓄えた資本の運用を妨げるような、不健全で独断的な規制を設けて干渉すべきでもない(後p157)


・私は、自由時間をもっとましな仕事への準備に使って、そういう仕事から脱出したんだ。私の準備は、読書や学校へ行くこと、そしてとりわけ、力になってくれそうな人々と友だちになることだった。(後p169)


・「明確な目標」があれば変化を起こして環境を自分に従わせることができるが、そうしなければ、周囲に流され環境に支配されてしまうということを学び、理解してほしい。(後p192)


▼引用は下記の書籍からです。
巨富を築く人、誰でも活用できるそのテクニック―カーネギーの個人授業 (前編)
ナポレオン ヒル
きこ書房
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カーネギーの個人授業 巨富を築く人、誰でも活用できるそのテクニック〈後編〉
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【私の評価】★★★★☆(85点)



著者経歴

 ナポレオン・ヒル(Napoleon Hill)・・・1883~1970年。バージニア州ワイズ郡生まれ。十代で新聞記者になると、元テネシー州知事、のちの合衆国上院議員ロバート・L・テイラーに認められ、彼の所有する『ボブ・テイラーズ・マガジン』の記者に採用されて成功物語を書くようになる。ジョージタウン大学の法科大学院に入学。1908年、鉄鋼王カーネギーとのインタビューに派遣されると、カーネギーから、成功の原則をもとに世界で最初の成功哲学をまとめるよう提案される


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