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「春風を斬る―小説・山岡鉄舟」神渡 良平

2004/02/24公開 更新
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春風を斬る―小説・山岡鉄舟


【私の評価】★★★☆☆(73点)


要約と感想レビュー

 山岡鉄舟は、十六歳にして両親を無くし、結婚しては貧乏で第一子を餓死させるという運命にありながら、剣術、書道、禅の道を極め、そして人物を治めました。逆境がこの人を作ったのか、この人だから逆境から育ったのかはわかりません。


 が、明治が現代よりも厳しい時代であり、山岡鉄舟がすごい人だったというのは事実のようです。一日一冊ではなく、一日千字書いていた。武士として、妥協せずとことん行動する人だったようです。


この本で私が共感した名言

・天地神明に「一日千字を書く」と誓っていた。


・妥協しない、とことんやる、その中で余分なものが削げ落ちていき、光ったものが現れてくる。


・身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留めおかまし大和魂(吉田松陰)


春風を斬る―小説・山岡鉄舟
神渡 良平
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【私の評価】★★★☆☆(73点)



著者経歴

 神渡 良平(かみわたり りょうへい)・・・1948年鹿児島県生まれ。九州大学医学部中退後、新聞記者、雑誌記者を経て独立。38歳の時、脳梗塞で倒れ、右半身不随に陥る。闘病生活の中で、「人生は一回しかない」ことを知り、、先人の知恵の大切さに気づく。懸命なリハビリによって社会復帰し、作家となり、一度しかない人生をどう生きるべきかを書き続ける。


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