「チャンスに勝つピンチで負けない自分管理術」長谷川滋利

【私の評価】★★★★☆（86点）

自分は、出来ることしか出来ない。
コントロール出来ないことは、あきらめる。
余計なことは考えず、自分の仕事に集中する

●悩んだとき、自分でコントロールできるもの、
　コントロールできないものを分けて考えると
　非常に効果的です。

●あなたは、来週の大口顧客へのプレゼンの
　説明者として指名されました・・・・

　人によって反応は違うでしょうが、
　もし、不安になった場合は、コントロールできるもの、
　できないものを書き出してみましょう。

○コントロールできる：
　プレゼン資料、説明の練習の回数、
　顧客の出席者の情報収集、自分の表情、自分の服装

○コントロールできない：
　顧客の出席者、出席者の反応、当日の天気

●そして、あなたは、
　コントロールできるものに集中するのです。
　顧客の出席者の情報を集める。

　プレゼンの練習を四十回する。・・・
　コントロールできないものを
　気にしてはいけません。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・ピンチという状況は、
　客観的に見て、存在しない。
　それは自分が作り出した幻影であり、
　「魔物」なのだ。

・成功の秘訣というものがあるとするなら、
　コントロール出来ることに関しては、
　徹底的に完璧に近いものを目指すことだ。
　そして除々に、自分でコントロール出来る
　範疇のものを、増やしていく。

・決して証明出来ない事柄であるが、
　僕個人としては、思っているだけではなく、
　書くことで現実性が飛躍的に
　アップすると考えている。

・自分の師匠を見つけて欲しい。

・スピーチの巧拙は、結論をまず話した後に、
　どれだけ聞き手を楽しませる「情報」、
　あるいは「方法論」を持っているかに
　かかっていると思う。

●さすが、大リーグでストッパーとして
　素晴らしい成績を残している長谷川選手だけあって、
　考え方も一流です。

　スポーツは結果が明確なる世界ですから、
　落ちこまずに、心を高い状態に置く技術には、
　非常に参考になるものがあります。

自分管理術―チャンスに勝つ ピンチで負けない (幻冬舎文庫)

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長谷川 滋利
幻冬舎
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一読の価値あり
セルフマネージメントに関する地に足がついたエッセイ
読みやすい！！
自分にはどうすることもできないことをはずし、できる範囲の内で工夫
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【私の評価】★★★★☆（86点）

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